アルゼンチン紀行

アンデスの山並み

  旅の初めに・・・

 2012年10月、アルゼンチンの西側、アンデス山脈の麓を中心とした旅に出る。
 2005年にアルゼンチンの主要観光を終えているので、チリからアルゼンチンのアンデス超えが魅力であった。

 しかも世界第五位のワイン生産地であるアルゼンチン、その中心となるのがメンドーサである。

 他に世界遺産2か所が計画されており、太古の時代を見られる。ワインを心行くまで堪能したい。

新千歳〜成田〜ロザンゼルス〜リマ(ペルー)〜サンチャゴ〜カラマへ。飛行機を5回乗り継ぎ。飛行時間24時間、待ち時間8時間、合計32時間の長旅であった。機内食は5回、軽食も数回、ワイン・ビールは何杯飲んだであろう?  とにかく遠い、地球の裏側は・・・

     

    ☆チリ→アルゼンチン(メンドーサ)へ ・・・アンデス山脈超え・・・

サンチャゴからアルゼンチンのメンドーサへは1時間のフライト

混雑度95%

サンチャゴ上空

アンデス山脈の上空

ついに見えた、アコンカグアの雄姿が・・・

アンデス山脈を越えるとメンドーサ(アルゼンチン・ワインの70%生産地)

動画・・・アンデス山脈、アコンカグア

                 ☆略史

 ・紀元前11,000年    ベーリング海峡を渡りアジアから人々が住みつく。
 ・15世紀          インカ帝国のインディアナが住み着く。
 ・16世紀          スペインの探検家が現れる。
 ・1580年          スペインがブエノスアイレスを作る。
 ・1816年          スペインから独立。
 ・1976年          軍事政権
 ・1983年          民政移管
 ・2001年          債務不履行となり経済破綻。
 ・2003年          55代大統領、ネストル・キルチネルが経済再建に成功。
 ・2007年          56代大統領にネストル・キルチネルの妻クリスティーナ・キルチネルが、
               
初めての女性大統領となる。

           ☆メンドーサ

アンデスの山

運河

 メンドーサは、アルゼンチン共和国メンドーサ州にある都市。人口11万人。

 同国西部、遠くアンデス最高峰アコンカグアを望む、標高約800mの高原地帯にあり、チリ側に向かうアンデス横断鉄道や道路の要地である。

 メンドーサ州は、温暖少雨の地中海性気候のため、ブドウ栽培、ワイン醸造が盛んであり、アルゼンチン産のワインの7割近くが作られ、メンドーサに集積される。快適な気候とワイン、牧歌的な風景を求めて例年多くの観光客が訪れる。

       

メンドーサ飛行場

飛行場の前はブドウ畑

ブドウの看板

メンドーサ歴史博物館

インカ帝国がこの地を支配下に置いていた頃

インカ時代の男性

インカ時代の女性

ミイラ

インカ時代の履物

スペイン軍によって滅ぼされる

       ☆メンドーサとサン・ファンのワイン 

 世界第5位のワイン生産量を誇るアルゼンチン。国の中西部、クージョ地域と称されるメンドーサ州とサン・ファン州は、湿度が低く温暖な気候と、アンデス山脈の氷河の水で灌漑される土地に恵まれ、良質なブドウが栽培されている。
 近年では、高品質な高級ワインが生産され、全世界に輸出されている。

 中でも、国内生産の約70%を占めるワインの生産地がここメンドーサ州である。

ランチ・タイム「テラザス・デル・ァゴ」

赤ワインから

ビュッフエ・スタイルの前菜

運河に面して長閑

運河に面して長閑

雰囲気のよいレストラン、地元の人が多いと言う事は旨いはず

ランチタイム:パンは焼きあげ

注文に応じてパスタを作ってくれる

種類が多い

左側の前菜は残してしまった。パスタが美味い、ワインも

メインがポーク、これでも日本人向けは1/3

食べてますか〜とすすめるが・・・

アイス

メンドーサの街は昼下がり、ジョギングする人が多い。やはり肥満を気にするらしい。日本人の3倍も食べるから・・・

       ☆グロリア(栄光)の丘

 サンマルチンの「アンデス越え」 歴史上、ナポレオンの「アルプス越え」に並び称される有名な出来事に、南米解放の英雄サンマルチン(1778年〜1850年)の「アンデス越え」(1817年)がある。
 サンマルチンと言えば、南米では知らない人はいない。万年雪に覆われた六千メートル級の山々がそびえるアンデス山脈。その高さは、ヒマラヤに次いで世界第二位を誇る。長さは、地球の約四分の一周与相当する世界最長の山脈である。

 5000人のアンデス軍を率いて、チリ独立の救援に向かおうとした場所。

      ☆独立広場

小学生の公園でのミーティング

独立広場

公園の水はワイン色

ワインと同じ。飲んでみたい?

      ☆奇跡の街「ディフンタ・コレア」

トイレ・タイム

薪でバーベキュー

丘の上に

両サイドには小さなオモチヤ箱の様な家が。中には赤ちゃんの人形

車を買い替えるとプレートを持参。安全祈願

死んだ母親が子供の為にミルクを出し続けたと言う

バーベキューの臭いが

ジャカランタの花が

ランチ・タイム 先ずはビールから

サラダ

厚さ5cm、巨大なビーフ

プリン

              ☆イシワラスト州立公園

 イシワラストは、アルゼンチン北西部に位置するサン・フアン州にある広大な州立公園。
年間を通して非常に雨の少ない気候のため、大半は石と砂の砂漠となっている。

 この広大な土地で見られるのは、2億年以上前の時代のものを含む地層。世界最古の恐竜の化石をはじめ、爬虫類の骨や痕跡が数多く発掘されている。また、雨期の強い洪水によって削り取られた大地は、キノコや潜水艦のような形で残っており、奇岩の風景が見る者を圧倒する。別名「月の谷」と呼ばれる。

 この一帯は保護区になっていて、2000年には隣接するタランパージャ国立公園とともに世界遺産に登録された。

月の谷

博物館の化石

案内

日本語もある

まん中に世界遺産のマーク

1.毛虫岩   2.月の谷   3.不思議な円い石   4.潜水艦   5.キノコ雲

2億3000千年前の地層

葉の化石

葉の化石

毛虫岩全景

月の谷看板

月の谷

月の谷、宇宙人が出てきそうだ

長距離バスは運転士は2名

スフィンクスみたい

スフィンクスみたい

円い石

かなりの数の円い石が

神様のお団子か?

どうしてここに集まったかは謎

規格外も、どの世界でもあるようで

水を吸い上げる力が強い木は緑

潜水艦

潜水艦

潜水艦

日が暮れてきた。ワインの時間ですぞッ

キノコ岩

キノコ岩

大量のキノコ

夕食のレストラン

ワインですね〜

ビーフがこれまた多い。半分残した

アイスも大量

       ☆ヴィジャ・ユニオン

野中の一軒宿

写真で見ると綺麗だが・・・

周囲には全く家が無い

散歩についてくるネコ。アルゼンチン・タンゴ踊ってよ! と言うと、いゃ〜ん!

          ☆タランパージャ国立公園

 ラ・リオハ州にある国立公園。
 イシワラストと州をまたいで、隣合わせに位置している。 標高約1500mの
盆地。優れた景観を有し、山岳地帯に典型的な植物相・動物相を有する。

 岩石刻画のような先住民の遺跡がある。グアナコウサギラマキツネコンドルなど、この地域の動物が多く見られる。
本公園はイスキグアラスト州立公園と併せて、2000年にユネスコの世界遺産に登録された。

 この2つの自然公園は、三畳紀(2億5,000万年前)の地層が表層に現れていることもあり、恐竜などの化石なども見つかっている。

見所看板  世界遺産

恐竜がいたと言う

専用車に乗り換え

出たッ、ビクーニヤか?

イノシシの仲間か?

オアシス地帯

奇岩が連なる

絶壁がせまる

2500年前の原住民の岩絵

左側に発見された岩絵の数々

動物か?

人間?

岩盤がはがれ、そこに岩絵が発見された

昔の食料になる樹木、パンの素材

高さ150m

タランパージャのロゴ

サービスが良い、ティタイム

自然保護に気配り。専用バスは駐車場以外は降ろしてくれない

小学生の研修

専用車が増えてきた

カテドラルと言う大聖堂

人間が作ったと錯覚しそう

案内のスタッフ

アンデスの山が美しい

小学生の記念写真

タワーの岩

タワーの岩

顔面岩

修道僧の岩

キノコ岩

ワインのお伴にクルミと干しブドウ

モモみたい

ランチ・タイムはチキン

         ☆サン・フアン

 アルゼンチンのサン・フアン州の都市で、同州の州都である。標高46m、人口は約112,000人。
 スペイン人が来る前、この地域にはHuarpeと呼ばれる原住民が住んでいた。

奇岩の絶景ビューポイント

サンフアンの街並

夕食はミネストローネ

ビーフストロガノフ

フルーツサラダ

最後の晩餐、二次会はサンフアンのバールへ

日曜日で大混雑

アルゼンチン・ドリンクと言うジン。イケ面のドライバー

同じく女性にもてるドライバー

アルゼンチン・ガイド

パスタで乾杯〜〜〜

街角のジャカランタ

街角のジャカランタ

街角のジャカランタ

ランチはレストラン

タパスは4種

ラビオリカボチャソース

アイス

     ☆さようなら〜

サンチャゴの空港待合室で最後の乾杯

ビクーニヤのお見送り

ロサンゼルス空港のスシ・ボーイでウドン、寿司、ビール帰りも大韓航空、アレ下さい。アレアレ、ビビンバッ!

東京成田の文字が出てきた、一安心

     ☆首都ブエノス・アイレス (参考)

 「南米パリ」の名で親しまれ、南米の中で最も美しい町の一つとして数えられる。

 独立時は「偉大な田舎」と呼ばれる人口5万人程の小さな町だったが、文明化政策の実施以降数多くの移民がイタリアスペインなどから渡来し、中南米の中でも最も欧州的な街になった。かの有名なアルゼンチン・タンゴはこの街のボカ地区で育った。また、サッカーが盛んなことでも有名で、マラドーナが在籍したボカ・フニオルスリーベル・プレートなど名門チームを数多く擁する。

革命家チェ・ゲバラはアルゼンチン出身

軽快なタンゴはアルゼンチンを代表する

ブエノスアイレスのボカ地区、右側の野外広場ではタンゴを踊るショーが見られる

         

        ☆ワンポイント情報

 ・国名     アルゼンチン共和国         ・民族    欧州(スペイン・イタリア)97%、先住民系3%
 ・面積     日本の8倍               ・言語    スペイン語
 ・人口     4,000万人               ・宗教    カトリック
 ・首都     ブエノスアイレス(人口290万人)   ・主要産業  油糧種子、穀物、牛肉、食品加工、自動車 
 

 旅を終えて・・・

 飛行機でアンデス超え、アコンカグアを発見した時は大感動であった。アルゼンチンの西側は、常い白い雪をかぶったアンデスが見られ、退屈はしなかった。

 それにしてもアルゼンチノの人は大食家が多い。日本人は1/3しか食べられない。損をしたような錯覚に落ち入りそうだ。

 世界で、日本からは一番遠隔地にあろうと思われるアルゼンチン。今後、航空機には室内風呂、サウナ、露天風呂も設備してもらいたいものだ

                                            終わり

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