コスタリカ共和国紀行  

 

手塚治虫の「火の鳥」のモデルになった鳥ともいわれる、神秘的な「ケツアール」

 
 旅の初めに・・・

 2012年3月、中米7カ国の旅を計画。
中でもここ、コスタリカの自然保護区が最大の感心地である。中立宣言、エコツアーなど、「中米のスイス」と言われるほどの魅力を備える国である。

 果たして、神秘的な美しい鳥「ケツアール」は見られるだろうか?

 古代都市「アステカ」では、ケツァールの羽毛を身につけることは最高位の聖職者と王だけに許された特権であったと言う。

 そんな神秘的な鳥を見るために、貴重な時間と全財産?をかけて出発進行!


北アメリカと南アメリカをつなぐ中米

首都はサンホセ

   


      ☆ 略史

  

 年月         略史     

 年月             略史

1502年    コロンブスにより「発見」

1949年      現行憲法制定(軍隊の保有を禁止)

1821年    グアテマラ総督府(中米)、スペインより独立1987年      アリアス大統領ノーベル平和賞受賞
1823年    中米諸州連合結成 特筆:中米で最も安定した民主主義国、高い教育水準、常備軍の不保持、
1848年    中米諸州連合より分離独立     比較的整った福祉制度が特徴。


      ☆コスタリカとは


ハチドリ

 コスタリカとはスペイン語で「豊かな海岸」の意味。

 チリウルグアイと共にラテンアメリカで最も長い民主主義の伝統を持つ国であり、中央アメリカでは例外的に政治的に安定が続き、かつ経済状態も良好な国家であったが、1990年代以降は麻薬の横行により治安の悪化と社会の不安定化が進行している。

 植民地時代には世界でも最も貧しい地域の一つだったが、第二次世界大戦後からは「中米の優等生」と呼ばれ、19世紀以来のコーヒーバナナの輸出を背景に、政治の安定とあいまって経済成長が続いた。

 1960年代以降外資導入による工業化が進み、現在では農業国から工業国となって中米でパナマの次に豊かな国となっている。

 しかし、1990年代以降は、南米大陸の麻薬が北米や欧米にわたる際の中継地点とされた影響で、麻薬の一大消費地となってしまっており(444万人の国民のうち、20万人以上がコカイン中毒者)、治安の悪化と社会の不安定化が進んでいる。


       ☆人権と教育と世界の評価

 「コスタリカ市民は命や平和や人権や環境を慈しむことの大切さを教える教育の成果で、人を思いやり尊重する意識、人を傷つけない意識が世界でトップレベルであると言われる。
 コスタリカは福祉や医療や治安のレベルが世界でトップレベルであり、戦争や犯罪や貧富の格差などの人間社会の問題は解決されて、市民の誰もが他人を蹴落として自分だけが勝つことを考える競争社会を無くし平和で幸せに暮らしている。」という意見が多いと言う。

 コスタリカの民主主義における取り組みや、紛争における調停などは、ラテンアメリカの人々を通して世界中に紹介されたため、今では発展途上国における成功例としてのコスタリカのあり方は世界中に知られるようになり、コスタリカに学べという運動は第三世界のみならず、先進国にも広まっている。

 国民の識字率は95.5%であり、アルゼンチンの97%、キューバの97%と並び、中南米を通じて非常に高い。(ちなみにアメリカは99.7%、日本は99.8%)


       ☆ パナマ→(国境)→コスタリカ

パナマから北上、各国を2〜3日、15人乗りで行く

どの国も常夏の国、街路樹もあでやか

パナマの国境を出国

コスタリカ入国は殆どフリー、近くには民芸品店が

七カ国はバナナの名産地

国中バナナを栽培かと思われるほど

色とりどりの花が咲く常夏の国ばかり

こちらも華! ドライブインで見つめられた

太平洋の海原

バナナの花

ドライブイン

    ☆ ランチ

オーストラリア人が経営のリゾートホテルでランチ

左はウエルカム・ドリンク、こちらは前菜。タコでした

連日ステーキ

向かいの人はチャーハン?

隣のお方はパスタ、美味そうですな〜

トロピカルなデザート

ホテルの周辺は植物園みたい、さすがコスタリカ

竹も色が付いている。始めて見た〜

太平洋の海を見に、子供たちが泳いでいる

鳥たちもお食事中

黒いがカラスではない、オウムの様に鳴き真似で楽しませる

河口にはワニの群れ

「パン・アメリカン・ハイウェイ」の道路沿いには民芸品店が並ぶ


       ☆ 首都 サン・ホセ

 首都のサン・ホセは山岳地帯にあり、標高は約1170mある。人口は、33万人。

 コーヒー農園や火山などの山々に囲まれた、日本の軽井沢のような気候である。

 1824年国家元首のフエルナンデススペイン植民都市だったカルタゴからサンホセに政庁を移すことを決定した。それによって、町は急成長した。

 このため、18世紀半ばに都市の起源を持つサン・ホセは、他のラテンアメリカの首都と異なり、スペインの植民都市の雰囲気が全くない。
 質素で落ち着いたコロニアル調の街並は「中米のスイス」と呼ばれている。

 コスタリカは世界的なエコツアーのブームもあって、自然公園や自然保護区には多くの旅行者が欧米から訪れている。

どこか宗主国のスペインに似た街並

コスタリカは治安の為、街中の家が金網等で防御、予防の為


       ☆サン・ホセの文化広場

 大道芸人

 国立劇場に隣接した広場で、大道芸人のパフォーマンスや音楽家のコンサートが開かれ、市民憩いの場となっている。

教会

ケツァールが見れますように、アーメン。神頼み

文化広場にコスタリカの国旗

コスタリカで革命が起きないのは国立劇場の窓を割りたくないから、といわれるほど愛され誇りにされる歴史的建築物コスタリカ中央銀行博物館。文化広場の地下にある。昔から泥棒の国スペインから収奪が少なかった財宝がある。

日本の八重桜にそっくりの街路樹、街中に咲き乱れる

世界中からエコツーリズムで訪れる人々を安心させるために、国中の建物は鉄格子で安全を訴える

世界中トイレで困った時の駆け込み寺

田園にも桜の様な街路樹

田舎道を牛車が行く

中米の3月はジャカランタの季節、これも街路樹


       ☆ポアス火山国立公園

ポアス火山は美しい熱帯雨林に囲まれ、今現在も噴煙を上げている。

特に、神秘的なエメラルド色の火山湖周辺の景色は圧巻。
頂上付近は動植物が多く、数十種類のハチドリが生息している。更に火山湖にはエビや極彩色のカエルが住んでいる。

駐車場にはエコツーリズムの車がびっしり

「ポアス火山国立公園」の看板

標高2450mには花・花・花

ふきのお化けのよう

綺麗ですね〜

金の成る木のお化け版?

噴火口

国際色豊か、さすがに日本人は少ない

お嬢さん、お手伝いしましょうか?

噴火口から30分歩くと火山湖、七色に変わる

森の住人、リス子ちゃん。 「遊ぼう!」と言ったら「「遊ぼう!」と応える。あれ、どこかで聞いたようなセリフ


        ☆コーヒー農園

中米はコーヒーの産地、コーヒー農園が中腹に広がる

コーヒーの木、赤くなると収穫時

売店、コーヒー入りウイスキー、36度

高原イチゴ

はるか彼方は首都 「サン・ホセ」 の街並。手前の高原がコーヒー農園

コーヒー農園とレストラン

ビユッフエ・スタイル

大きなバナナの葉が器、奥右側のサルサは調味料


   ☆ コーヒー講座

コーヒーの豆を植えて1週間

5葉

10葉

1か月

高原に植える

9か月で収穫、木は3〜9mにもなる

天日干しで数日

保管

ランク別に分けられる

完成品

コーヒーの生産地

 コーヒーの原産地

 9世紀のエチオピアで、ヤギ飼いの少年カルディが、ヤギが興奮して飛び跳ねることに気づいて修道僧に相談したところ、山腹の木に実る赤い実が原因と判り、その後修道院の夜業で眠気覚ましに利用されるようになった。 

 コーヒーの生産国ベスト5    
                      
1.ブラジル  2.ベトナム  3.コロンビア  4.インドネシア  5.エチオピア

 コーヒーの世界消費国ベスト5
           
          1.アメリカ   2.ブラジル  3.ドイツ     4.日本       5.フランス    

 日本のコーヒー輸入国ベスト5
                    
1 .ブラジル  2.コロンビア 3.インドネシア 4.ベトナム    5.グアテマラ

コーヒーの王様は? 

  

    左:ジャコウネコ

    右:インドネシアのデパートで1個2,000円。飲みたい方は我が家へどうぞ!カップ1杯5,000円におまけしておきます。何ちゃって・・・

 スマトラ島のランプン州はルアックコーヒーの最大生産地だ。西ランプン地区にあるスプリヤディさんの農場では、約40匹のジャコウネコを飼育し、自家製ブランドの「ラジャ・ルアク(ルアックの王様)」に使用するコーヒー豆の「腸内工場」となっている。

 「近いうちにジャコウネコは150匹に増やしたい。需要の増加に応えたいんだ」とスプリヤディさんは語る。2008年に50キロだった出荷量は、09年には300キロ、10年には1.2トンに急増したという。

 「金の糞」たるルアックのコーヒー豆は、米国やオーストラリア、日本、韓国、シンガポールなどに輸出され、1キロあたり800ドル(約6万5000円)の高値を付ける。コーヒー店まで行けばいっそう値は張り、ロンドンの専門店ではカップ1杯100ドル(約8000円)もする「世界で最も高級なコーヒー」だ。

 インドネシアの「コーヒーの王様」、需要急増でジャコウネコも大忙し

 カップ1杯で100ドル(約8000円)もの高値が付くインドネシアの世界最高級コーヒー、「コピ・ルアク(ルアックコーヒー)」の人気が急激に高まっている。
 「ルアックの王」を自称するグナワン・スプリヤディさんは、飼育するジャコウネコが糞(ふん)とともに排泄するコーヒー豆の出荷が需要に間に合わず苦労している。

 「ルアック」とは現地語でジャコウネコのこと。外見がイタチに似たこのジャコウネコの糞から取り出されるコーヒー豆を焙煎するルアックコーヒーは、世界の食通の間で珍重されている。

■良い実を選定、おいしい化学変化も

 このコーヒー豆が生産される過程でジャコウネコが果たす役割は2つある。

 まず、ジャコウネコはコーヒー豆を食べる際、よく熟した消化しやすい実を選ぶ。専門家によると、実を見分ける能力が最も高いのは野生のジャコウネコだが、かれらの糞を「収穫」するのも最も難しい。

 次に、ジャコウネコは実を食べる時に固い外殻をかじりとるので、ジャコウネコの消化液が豆に浸み込み、豆に含まれる物質が微妙な化学変化を起こす。スマトラ島のコーヒー品種は通常アラビカ種だが、この微妙な変化を経た豆を糞から取り出し、洗って軽く焙煎すると、コーヒーの苦みが消え、柔らかな独特のフレーバーが醸し出される。

 スプリヤディさんは「車で言えば、ルアックコーヒーはロールスロイスだ」と胸を張る。

 ルアックコーヒーの歴史は、インドネシアがオランダの植民地だった数百年前にまで遡る。植民者たちにコーヒー豆を採ることを禁じられた地元の農民たちが、森に住むジャコウネコの糞の中にコーヒー豆が消化されずに残っているのを見つけ、これを集めて荒い、焙煎したのが始まりだった


     ☆ モンテベルデ自然保護区

 コスタリカ北部プンタレナス県にある自然保護区。多種多様な動植物生息する熱帯降雨林が広がり、エコツーリズ発症の地として知られる。

 モンテベルデは国立公園ではなく、民間団体によって管理運営されている自然保護区で、特異な歴史を持っている。
1951年、米国から自由を求めてやって来たクエーカー教徒が、この地に理想郷を見い出だし、土地を買って住みついた。彼らは自分たちの所有地のうち三分の一は開発せずに保護することを決め、これが今のモンテベルデ自然保護区の基礎になった。

 モンテベルデは1951年に44人のアメリカ人クエーカー教徒が到着して発展させた町。彼らがこの地を選んだのは、サンホセなどの都市から離れていること、大地が肥沃なこと、それに土地が安く購入できたかららしい。当初は牧場を開拓し、酪農やチーズ工場で生計を立てていたが、後に自分達の所有する土地の一部を自然のまま残しておくことにして、これが現在の自然保護区となっている。現在の管理は「熱帯科学研究所」に移管され、寄付や保護区の入場料によって運営されている。

 モンテ・ベルデとは、「緑の山」とのこと、そのまんまの名前。この地域は、アメリカ政府の朝鮮戦争への徴兵に不服従で6ヶ月の投獄生活を送ったクエーカー教徒が、子孫を戦争に巻き込ませないために「軍隊のない国・コスタリカ」目指して数千キロを旅して入植したという。そして、所有する土地の3分の1は保護することを決め、貴重な鳥や虫、植物が生息する森林が「自然保護区」として保全されたのである。しかし、すでに「黄金の蛙」など何種類かの貴重な動物が失われたという。
 モンテベルデ自然保護区は、「自然保護のため一日の入場者を制限しており、入場できないこともある」とのことである。

 国道からモンテベルデ方面には車で2〜3時間を要す。標高1400mの地点にあり、未舗装のジグザグ道路を進み、ジャングルかと思われるような地域から谷底を見ると、急な傾斜地にクエーカー教徒の粗末な住居が2〜3件づつ建っている。
 近代世界の文化生活とは無縁な生活を送っているのだ。
この様な光景を見る時、宗教の力と言うものが解らないようで解るような気もする。この様な隠遁生活を送る宗教団体が他にもある。

この一帯をクエーカー教徒は買い求め理想郷「モンテベルデ自然保護区」として住み着いた

道路脇の谷沿いに粗末なクエーカー教徒の家が建つ

ロッジに2泊、熱帯雲霧林を堪能する

インフォメーションの近くのロッジ

朝8時〜夕方4時、森のアップダウンをひたすら歩く

コースは多数ある

ガイドを先頭に

標高1400m〜1600mの森を歩く

樹木・花・鳥、見たことのないものばかり

ガイドのホセさんの説明に聞き入る

コーヒーの豆に似ているが

不思議な竹もどき

植物学講座は続く

これは赤い花です・・・

これはシダ類でしょう

蛇の巣? 植物です

今鳴いたのは、この鳥!

ケツァールはまだかな〜

ケッァールはまだ寝ているのかな〜

ケツァールは見れない事が80%なのです・・・ガイドより。そんな〜

見られないかも、と言われて皆沈黙。トボトボと・・・ションボリ

赤い花も、意気消沈して黒い花に見えた・・・

小川のせせらぎが心を和ませてくれる

肩を落としてトボトボと歩く一行

10時、ガイドは方向を変えた、つり橋の向こうには

樹高30mの鬱蒼とした森林に入る

何やら葡萄のお化けみたいな木が多くなる、果たして・・・

いたっ!ガイドが人差し指を口に「静かにッ!」英語で。何となく理解

つがいです。左はメス、右がオス、オスの尻尾がかなり長い。 感動!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

              動画・・・・・ケツァール

デジカメではこれが限界! やはり1億円のカメラを持参すべきであった

こちらもソッと観察、向こうもジッと観察、観察ごっこは10分以上続く

            動画・・・・・ケツァール

一眼レフ・デジカメ持参の人から御裾分け

綺麗ですね〜、私の心と同じくらい綺麗!

 ケツァールとは・・・

 メキシコ南部からパナマにかけての山岳地帯の森林に生息している。全長は35cm程度だがオスは長い飾り羽をもち、これを含めると全長は90〜120cmにもなる。頭から背にかけて金属光沢のある濃緑色をしており、腹部が鮮やかな赤色である。

 標高1500メートル以上の森林に単独かつがいで生息する。食物は昆虫類と果実で、普段は高い枝の上で静止していて、獲物をみつけると、さっと飛び出してつかまえる。巣は樹洞の中につくり、1腹2個の卵を産む。

 古代アステカではケツァールは農耕神ケツァルコアトルの使いであり、ケツァールの羽毛を身につけることは最高位の聖職者と王だけに許された特権であった。

 ケツァールはグアテマラ国鳥で、通貨単位名でもある。
 
手塚治虫漫画火の鳥のモデルになったといわれる。


    ☆インフォメーションセンター・野鳥ギャラリー

インフォメーションセンターの庭には赤い器に甘い水が入れられ、ナマケモノが木を伝って飲みに来た

人を気にしない、そんなに甘いものを飲むと糖尿病になるのに・・・

                動画・・・・ナマケモノ

ハチドリも来たッ!

            動画・・・ハチドリ

2匹、3匹、4匹・・・器の近くではホバリングして順番待ち

             動画・・・・・ハチドリ

どんどん来た

上手、上手   ホバリング、上手いね〜 ウイスキー入れてあげようか?と言ったら隣の可愛い子ちゃんにメッ!された

  ハチドリ・・・

 合衆国南西部からアルゼンチン北部にかけてのアメリカに生息する。
鳥類の中で最も体が小さいグループであり、体重は2〜20g程度である。

  毎秒約55回、最高で約80回の高速ではばたき、空中で静止するホバリング飛翔を行う。

 「ブンブン」 とハチと同様の羽音を立てるため、ハチドリ(蜂鳥)と名付けられた。英語ではハミングバード で、こちらも同様にハチの羽音から来ている。

 足は退化しており、枝にとまることはできるがほとんど歩くことはできない。

 花の蜜を主食としており、ホバリングで空中で静止しながら、花の中にクチバシをさしこみ、蜜を吸うという独特の食事の取り方をする。花の蜜を吸うためにクチバシは細長い形状をしている。

コンゴウインコも綺麗でした

綺麗!見ていても飽きないですね・・・


     ☆バタフライ・ガーデン

管理事務所

売店

ガイド付き1:30のコース、蝶の卵から成虫まで昆虫の生態がよくわかる

真中の白い粒が蝶の卵

羽化する前

羽化した後

全てが卵、ピンで留められている

ガイドの説明

羽化して間もない蝶

これも蝶

こちらも蝶


   ☆スカイヨーク

50mの高さの吊り橋を渡り、樹上の生態系を観察する

合計7本の吊り橋

50mの高さの吊り橋より、樹はまだまだ高い

樹には色々な実がなっており、鳥の格好の餌となる

樹高100m程の大木が密集


     ☆中米7カ国比較

国名

人口

面積

首都(人口)

宗主国

言語

産業

特徴1

特徴2

パナマ

330万人

日本の1/5

パナマ・シティ
(70万人)

スペイン

スペイン語

海運・漁業・金融・観光・バナナ

パナマ運河

拡張工事2014年完成、現在の2倍

コスタリカ

450万人

九州、四国を足した位

サン・ホセ
(38万人)

スペイン

スペイン語

コーヒー・バナナ・畜産・砂糖・観光

中米で最も安定した民主主義国

高い教育水準、常備軍の不保持

ニカラグア

515万人

日本の1/3

マナグア
(168万人)

スペイン

スペイン語

綿花・サトウキビ・バナナ・米・タバコ

国民所得や識字率などが中央アメリカでも未だに低い

内戦が長引き、経済が中米で最低

エルサルバドル

685万人

九州の半分

サン・サルバドル
(32万人)

スペイン

スペイン語

繊維の軽工業・コーヒー・砂糖

米国へ出稼ぎによる家族送金で経済の下支え

14家族が土地を独占、貧困を招いた

ホンジュラス

748万人

日本の1/3

テグシガルバ
(110万人)

スペイン

スペイン語

木材・バナナ・コーヒー・綿花・砂糖

中央アメリカで最も貧しい国

アメリカ合衆国資本によるバナナ共和国が影響

グアテマラ

1,368万人

日本の1/3

グアテマラ・シティ
(204万人)

スペイン

スペイン語

コーヒー・バナナ・砂糖・綿花・カルダモン(スパイス)

米国へ出稼ぎによる家族送金で経済の下支え

マヤ文明
米国のフルーツ会社が搾取

ベリーズ

  31万人

四国と同規模

ベルモパン
(2万人)

イギリス

英語、スペイン語

観光・砂糖・オレンジ・ジュースバナナ美しい珊瑚礁に恵まれ、「カリブ海の宝石」と言われる米国、コロンビアの麻薬中継基地
          

 中米諸国の経済所得水準

      
上位のパナマ、コスタ・リカ中位のグアテマラ、エル・サルバドル下位のニカラグア、ホンジュラスと三段階に別れる

 旅を終えて・・・ 

 モンテベルデ、
自然保護区なので規制があり、本日の入場者は120名まで、10グループ位でガイドと共に山に入る。

 3時間程度歩き、もうあきらめかけていた頃に、ケツァールが突如として現れた。グループで見ることが出来たのは2グループのみであった。感動しきり。疲れも一瞬に吹き飛んでしまった。

 その夜、ケツァールに乾杯! と深夜まで酒を酌み交わした。その夜に限らず、その後も連日連夜「乾杯!」は続くことになる。
 それにしてもケツァールとハチドリは綺麗であった。コスタリカは夢のような国であった。またまた永住したい国が増えてしまった。
                                                         おわり


inserted by FC2 system