世界100カ国紀行 特集 「家編」

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 奴隷狩りや猛獣に恐れるアフリカ・ベナン:黒人の家


 奴隷狩りや猛獣から守るための住まい。壁の暑さは1mほど。奴隷狩りは白人だけではない、黒人の部族間の争いで負けた方が奴隷として売られていく。同じ集落の中でも弱い家族が犠牲になる。

  モンゴル:ゲル 移動式住居)


 モンゴルの遊牧民の住まいは移動式住居「ゲル」。薪ストーブが完備  (ここは観光用ゲル)

  ☆アルバニア「千の窓の町」の家並

            1階は外敵に備えて防御化されていて、銃口を出すための小窓が付けられている。紀元前4世紀頃造られた。
            2階以上は、地理的に得にくい太陽光をうけるための窓が備えられて、壁は漆喰で塗られた特徴的な建物が重なり合うように並んでいる。

  セルビア難民の家

       郊外にはコソボ難民の家                           コソボ紛争で、NATO軍から空爆を受けたビル

  マダガスカル:茅葺の家

          年中30度以上の気候ゆえ、屋根も壁も茅葺、隙間がある方が風通しが良い。子供が多い家庭は屋外の屋根の下に寝る。

  ☆南アフリカ:黒人の家

ヨハネスブルグの小高い一角は旧黒人居住区。今でも殆どが黒人だ。昔はアパルトヘイトで差別問題があったが、今は別の意味で差別が続いている。裕福な黒人が貧しい黒人を差別扱い、問題となっている。この写真は、裕福な黒人のレンガの家の敷地の前にプレハブ様の小屋があり、1日いくらかで貧しい人達に貸している。

南アフリカ、元大統領マンデラさんの住んでいた家

 ☆ベドウィンの家:イスラエル

 

 ベドウィンとは、砂漠の住人を指す一般名詞で、普通アラブ遊牧民族に対して使う。
 
ハダリ、つまり「町に住む人々」と呼ばれる定住民と対応しているが、ハダリと共生関係をつくり相互依存をしてもいる。ベドウィンが町を防衛したり、ハダリが所有する家畜を預かって飼育する一方、ハダリがベドウィンの所有する土地を管理し農作物を売ったりすることがある。

 アラビア半島を中心にラクダの放牧や売買をおこない、輸送や他の仕事を営むアラブ系の遊牧民」というのが、ベドウィンの一般的でゆるやかな定義である。
 彼らの姿は、広く
サハラ砂漠の大西洋岸から、西部砂漠シナイ半島ネゲブ砂漠アラビア砂漠へと伸びるほとんどの砂漠地帯で見られる。 ベドウィンは、時にはアラブ以外の民族、特に紅海のアフリカ海岸のベヤ族をも含めて使われることがある。

 ☆ベトナム難民の家:カンボジア

          カンボジアのほぼ中央に位置するトンレサップ湖には、ベトナム難民の川に浮く住宅がある。、住民税はいらないと言うが・・・

 ☆ヤク放牧用のテント:チベット

 標高3,500m〜4,500mの高地に1年の大半をここで住み、高原にヤクを長く放牧するための生活テント。チベットはヤクも羊も豚も全て放し飼い。車は道路を横切る彼らが渡りきるまで待つしかない。車ではねて死ぬと、1頭3,000円位の罰金らしい。 

  

 ☆ブータン農村の家

一般的な農家。三世代10数人が住む。1階は動物、二階が人間、三階は稲の殻など(動物の餌) 

三階は稲がら干し場、ナイトハンティングの場所となる

玄関先には男性のシンボルが、魔除けだそうだ。

 ☆登山隊の家:ヒマラヤ

ヒマラヤへの登山隊が10名ならば、シェルパ・コック・ポーターを含め合計50名前後となる。トレッキングの場合はこの様な簡易テント。プロパンガス、コンロ、食器等々ポーターは1人50kg程度運びあげる。食材は左の籠に入れてキッチンボーイ(見習い)が運ぶ。一般的にポーター〜キッチンボーイ〜コック〜シェルパと段階的に給料は上がる。

 世界一、棚田の家:フィリピン

フィリピン・コルディリェーラ山脈バナウエ:バタットの棚田
2000年前から造ったもの。 それも掘り棒1本で。棚田の高低差は1300m

 ☆竹の家:ミャンマー

                    ミャンマー、パオ族の住む村は貧しく、大きな竹を加工して住居を作る。寒さ対策で窓は少ない

 ☆塩の家:ボリビア

ボリビアの塩の塩湖は四国の2/3の大きさ。標高3,650mに位置する。 塩の湖は端から端まで車で2〜3時間と広大だ。ホテルのベッドもテーブルも応接セットも塩

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