☆ 旅行は3度楽しむ
1. 行く前の下調べ 2. 本番:好奇心を以て見る(メモ、感想、写真、パンフレット)
3.復習 (ホームページ作成:画像、感想を入れ、アルバム化する)
☆ 項目を決めておく
歴史、宗教、歴史的建造物(城郭、要塞、城壁、教会、モスク等)、景観、文化、食、音楽、人物、政治体制、主要都市、
経済、美術、指導者、世界遺産等
☆ 国の位置付け
歴史上、どの帝国と関わりがあったのか、またはどこの植民地であったのか、現在その関係は?
☆ 世界のどの主要民族に属しているのか
( 例 : ゲルマン民族、スラヴ民族、ラテン民族、漢民族・・・・・)
☆ 国と国民と宗教の関係
以上の5項目を重点的に見ると、旅行の楽しさが倍加される。
(参考)
世界の帝国 ・王国 (年代順)
1.アレクサンドロス帝国 紀元前336年〜前323年 中心地ギリシャ 10.モンゴル帝国 1206〜1634 モンゴル・カラコルム
2.ローマ帝国 前27年〜1453年 イタリア・ローマ 11.オスマン・トルコ帝国 1299〜1922 トルコ・イスタンプール
3.東ローマ帝国 395〜1453 ギリシャ 12.ハプスブルク帝国 1438〜1918 オーストリア
4.西ローマ帝国 395〜480 イタリア 13.インカ帝国 1438〜1533 ペルー・クスコ
5.西ゴート王国 395〜718 フランス、スペイン周辺 14.アステカ王国 1428〜1521 メキシコ
6.東ゴート王国 476〜553 イタリア・ローマ 15.ロシア帝国 1721〜1917 モスクワ
7.フランク王国 481〜887 ドイツ、フランス、イタリア周辺 16.フランス・ナポレオン帝国 1804〜1814 フランス
8.イスラム帝国 8世紀〜1258 アラビア半島 17.オーストリア・ハンガリー帝国 1848〜1918 ウイーン
9.神聖ローマ帝国 962〜1806 ドイツ、オーストリア周辺 18.ドイツ帝国 1871〜1918 ベルリン
世界の主要民族
民族 |
地域 |
特性 |
ゲルマン民族 |
ドイツ、オーストリア、オランダ、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク | 几帳面、物事に細かい、技術肌、厳格 (日本人も似ていると言われる) |
ラテン民族 |
イタリア、スペイン、フランス、ポルトガル | おおらか、明るい、芸術系、いいかげん |
スラヴ民族 | ロシア、ポーランド、チエコ、スロバキア、ブルガリア、ウクライナ、ベラルーシ | 無口、酒好き、きれい好き、狩猟生活が長かったのでスポーツが得意、喧嘩に強い、 |
漢民族 | 中国、台湾 | 長く支配されたため図太い、公共性が乏しい、激情型、無作法、自分勝手、自信過剰、大声、情に厚い、友達を大切にする、マナーが悪い |
ユダヤ民族 |
合計1400万人(地域別は下記) |
1.唯一絶対神ヤハウェを信仰:神は一人なので他の宗教は認めない 2.選民思想:神と契約した自分たちこそ神に選ばれた民である 3.厳しい戒律:十戒に見られるような、厳しい戒律で生活の隅々まで 規定されている。 (迫害・弾圧の歴史) |
アメリカ民族 | アメリカ | 寛容性、積極的、盛り上げが上手、ハグがうまい、人付き合いが上手、陽気で楽しい、自分から謝らない、権利意識と自己主張が多い。 |
日本民族 | 日本 | 控えめで感情をあまり表に出さない、世間体をとても気にする、時間を気にする、礼儀正しい、厳格、まじめ、勤勉、本音と建前、おとなしい、出しゃばらない、集団行動が多い。 |
主要国の植民地
国名 |
主な植民地 |
国名 |
主な植民地 |
スペイン | アメリカ、アステカ王国(メキシコ)、インカ帝国(ペルー)、ポルトガル、オランダ、イタリア、フイリピン、キューバ | ドイツ帝国 | タンザニア、トーゴ、ナミビア、南洋諸島 |
ポルトガル | ブラジル、アンゴラ、モザンピーク、インドの一部、マカオ、ティモール | イタリア | ソマリランド、リビア、エチオピア |
イギリス | アメリカ、インド、カナダ、ビルマ、マレーシア、香港、オーストラリア、ニュージーランド、ナイジェリア、南アフリカ、中近東 | ベルギー | ザイール共和国、コンゴ民主共和国、ルワンダ、ブルンジ |
フランス | カナダの一部、セネガル、アルジェリア、仏領インドシナ、タヒチ、ニューカレドニア、 | デンマーク | グリーンランド、アイスランド、フェロー諸島 |
オランダ | インドネシア、スリナム、台湾、スリランカ、ギアナ | アメリカ | アラスカ、ハワイ、キューバ、フイリピン、グアム、メキシコ |
ロシア | スラヴ国家、バルカン半島 | 日本 | 台湾、南樺太、中国関東州、朝鮮、南洋諸島 |
世界の宗教
世界の主要三大宗教が出来る過程を図式化してみた。神の下に主要な預言者が続く。ノア、アブラハム、ユダヤ教のモーセ、キリスト教のキリスト、
イスラム教のムハンマドが五代預言者として知られている。
ヤハウエ 旧約聖書中の、神を表す |
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アダムとイヴは、旧約聖書『創世記』に最初の人間と記される人物である。 | |||
預言者;ノア |
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神は地上に増えた人々が悪を行っているのを見て、これを洪水で滅ぼすと「神と共に歩んだ正しい人」であったノア(当時500〜600歳)に告げ、ノアに箱舟の建設を命じた。そして他の人々はすべて滅んだ。よって人間の祖先はノアとなる。 |
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預言者:アブラハム |
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アブラハム は、ユダヤ教・キリスト教・イスラムを信じるいわゆる聖典の民の始祖。ノアの洪水後、神による人類救済の出発点として選ばれ祝福された最初の預言者。「信仰の父」とも呼ばれる。 |
預言者:モーゼ |
預言者:キリスト |
預言者:ムハンマド |
ユダヤ教徒の共同体に神から使わされた使徒として登場する。 | キリスト教の開祖 | イスラーム教の開祖 |
☆ 預言者とは・・・預言者(よげんしゃ)は、神と直接接触・交流・対話し、直に聞いた(とされる)神の言葉を人々に伝え広める者のこと
☆ 世界の宗教と信者数と特徴
多神教の世界 |
一神教の世界 |
ヒンドゥ教 8 億人 | キリスト教20億人(カトリック11億人、プロテスタント3.5億人、正教会2.2億人、その他 |
中国民間宗教 3.8億人 | イスラム教13億人(スンニ派12億人、シーア派1億人) |
仏教 3.7億人 | ユダヤ教1500万人 |
世界の人口:65億人
カトリックの特徴 ・・・ 聖ペトロの後継者であるローマ教皇を中心として形成される信者の集まり。
プロテスタントの特徴・・・ 地上の教会は人間の作った組織と考え、民主主義的な特徴をもった組織によって運用。
スンニ派・・・多数の法学者が集まり、話し合って共同体の合意として決定。
シーア派・・・開祖者ムハンマドの子孫だけを後継者とする。
☆ 主要三大宗教の相違点
ユダヤ教では→ | 罪人。 | |
罪を犯す |
キリスト教では→ | 悔い改めれば赦される。 |
イスラム教では→ | 六信五行を実践すれば赦される。 |
イスラム教の六信五行とは
六信・・・アツラー(神)、天使、啓典(モーセ五書、詩編、福音書、コーラン)、預言者(アダム、ノア、アブラハム、モーセ、ダビ デ、イエス等)、来世、予定(6つ)
五行・・・信仰告白、礼拝=1日5回、断食(9月、30日間、日の出から日没まで)、喜捨(1年間で得た財産の一部を困窮者に寄付) 巡礼(一生に一度行う)
キリストの十二使徒 十二使徒とはキリストと共に宣教活動をしたキリスト直属の弟子達の事を言う。 |
キリスト |
■ ペテロ |
■ トマス |
☆ カトリックとプロテスタントの違い
項目 |
カトリック |
プロテスタント |
信者数 |
10.8億人 |
3.5億人 |
組織と階級 |
・ローマ教王(イエスキリストの代理人)→司教(ある教区を監督する立場)→神父(神と信者の仲立ちをする)→信者 |
・数多くの教派が互いの教義の違いを尊重し独自に活動。 ・神のもとでは万人が平等であるという考え方。 ・牧師と信徒がともに肩を並べて、神に祈りをささげる。 |
儀式1 |
聖書、儀式、伝統を重視。 | ・聖書の教えに忠実に従う。 ・敬虔、質素、倹約、清浄などをモットーとする。 |
儀式2 |
ミサ (儀式を厳密に行う) | 礼拝 (儀式よりも聖書の朗読、牧師の説教を重視) |
秘蹟(ヒセキ) |
七つの秘蹟を重視 |
洗礼と聖体のみ。 |
洗礼 |
洗礼名(クリスチャンネーム)が与えられる。 | 与えない。 |
宗教歌 |
聖歌 | 讃美歌 |
懺悔(ザンゲ) |
自分の犯した罪を神父の前で告白し神に赦しを願う。 | 牧師は「信徒の代表」で告白を受ける立場にはないので行わない。 |
指導者 |
神父(階級あり) | 牧師(まとめ役) |
結婚 |
教王、司教、神父は許されない。 | 妻帯可能。女性も牧師になれる。 |
避妊・中絶 |
禁止。 | 容認。 |
マリア崇拝 |
認める。 | 認めない。 |
☆ キリスト教内の対立
キリスト教の組織 キリスト教は世界で一番の信者数 20.4億人 を数える。 「カトリック」は全ての教会が中央であるローマ・バチカン市国の教皇庁に結び付いている。一方、 宗教改革(しゅうきょうかいかく)とは、16世紀のキリスト教世界における教会体制上の革新運動である。マルティン・ルター(ドイツの神学者、牧師、説教家。ルーテル教会の創始者)の贖宥状(16世紀、カトリック教会が発行した罪の償いを軽減する証明書)批判がきっかけとなり、以前から指摘されていた教皇位の世俗化、聖職者の堕落などへの信徒の不満と結びついて、プロテスタントの分離へと発展した。 |
☆ イスラム教の研究
10.イスラムは自殺しない。イスラムは神に絶対的に服従している。ゆだねているから、悪く言うと丸投げ、責任はない。責任は神様に行ってしまう。 |
☆ 日本の宗教
神道〜1億700万人 仏教〜9,800万人 キリスト教〜300万人 その他1,000万人(内、イスラム教7万人) 合計2億7,900万人
日本の人口が1億人であるが、日本人は複数の神仏を信仰しているため、2倍強となる。
(例) クリスマスをキリスト教で祝った1週間後、お寺で仏教の除夜の鐘を聞き、その数時間後には神道の神社に初詣、結婚式はキリスト教の教会、
葬式は仏教、子供が生まれると神社へお宮参り。 誰もが気にしないで行う、
その日本人が、あなたの宗教はと聞かれると、・・・ん〜ン、無宗教かな、と応える。
一神教の外国人が見ると、「日本人は、なんていい加減な民族なんだ」とあきれるでしょう。
もっとあきれる日本の宗教・・・
・寺銭(てらせん)・・・昔、寺ではヤクザなどが行うバクチの場所に貸して、テラセンをもらっていた。
・寺の境内では芝居や見世物が行われ、真面目な信仰とは?
・四国88カ所巡礼等は、ある種ピクニックのつもりで参加する人も多い。
・神社の境内は幼稚園の経営、また土俵があり祭りには相撲が行われた。
・ある種の宗教団体等はラブホテルを何件も経営しており、本業が何かわからない場合がある。
☆ 世界の歴史上 有名建築様式
建築様式 |
年代 |
特徴 |
代表例 |
ロマネスク建築 |
9〜12世紀 | ロマネスクとは「ローマ風の」という意味。 ヨーロッパ最初の建築様式、半円形のアーチ、重厚 |
イタリア:ピサの斜塔。ピサの大聖堂など。 |
ゴシック建築 |
12〜15世紀 | フランスが発祥、垂直性が高い。尖塔、尖頭アーチ、窓が大きく明るい、巨大な塔、装飾過多 |
パリ: ノートルダム大聖堂、イタリア:ミラノ大聖堂(ドゥオーモ)、イギリス:セント・ポール大聖堂 |
ルネッサンス建築 |
15〜16世紀 | 古代ギリシア・ローマ様式が手本、ドーム型屋根、列柱、装飾少ない、左右対称 | イタリア:サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、イタリアバチカン市国:サン・ピエトロ大聖堂 |
バロック建築 |
17〜18世紀 | 古典様式を受け継ぎながら、曲線の使用、過剰装飾が特徴。不規則、いびつ、絵画など芸術も多様 | フランス:ベルサイユ宮殿、ロシア:サンクト・ペテルブルク夏・冬の宮殿 |
◎ 代表例
ロマネスク建築:イタリア:ピサの斜塔。ピサの大聖堂 | ゴシック建築:イタリア:ミラノ大聖堂(ドゥオーモ) | ルネッサンス建築:イタリアバチカン市国:サン・ピエトロ大聖堂 | バロック建築:フランス:ベルサイユ宮殿 |
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日本の歴史
西 暦 |
名 称 |
特 徴 |
登場人物 |
紀元前1000世紀〜紀元前145世紀 (85,500年間) | 旧石器時代 | 人類が日本列島へ移住してきた時に始まる。旧石器、洞穴、岩陰を住みか | |
紀元前145世紀〜紀元前10世紀 (13,500年間) | 縄文時代 | 土器の出現、竪穴住居、貝塚、 | |
紀元前10世紀〜紀元後3世紀 |
弥生時代 | 稲作、石器、木器・青銅器・鉄器・土器、集落 | |
3世紀半ば〜7世紀末 ( 400年間) | 古墳時代 | 邪馬台国 | 卑弥呼、物部氏・大伴氏・蘇我氏 |
592〜710 ( 118年間) |
飛鳥時代 | 天皇を頂点とした、貴族・官僚による中央集権支配体制が完成。奈良県に都。 | 推古天皇、聖徳太子、藤原鎌足(藤原氏の始祖) |
710~794 ( 84年間) |
奈良時代 | 平城京(奈良市)、大宝律令、国分寺、遣唐使、古事記、日本書紀、万葉集 | 藤原不比等(鎌足の次男) |
794〜1185 ( 391年間) |
平安時代 | 平安京(京都)、律令政治(中央集権)、藤原一族、平治政権(1167〜1185=18年間) | 桓武天皇、藤原道真、後白河上皇、平清盛 |
1185〜1333 ( 148年間) |
鎌倉時代 | 鎌倉に幕府、源氏政権(1185〜1219=34年間) 北条家16代による執権政治(1219〜1333=114年間) |
源頼朝ー頼家ー実朝、北条時政(初代執権)、北条政子(時政の子、頼朝の妻) |
1333〜1573 ( 240年間) |
室町時代 | 京都に幕府、室町幕府(足利15代将軍家)、応仁の乱(後継争い)以後戦国時代へ。味噌、醤油、豆腐など日本料理の基本要素が出揃った。 | 足利尊氏、後醍醐天皇、足利義満(三代将軍ー金閣寺)、足利義政(八代将軍ー銀閣寺) |
1573〜1603 ( 30年間) |
安土・桃山時代 | 「1573-1582(10年間)=信長、滋賀県に安土城」、「1582ー1603(20年間)=秀吉、京都・伏見城」 | 織田信長、豊臣秀吉 |
1603〜1868 ( 265年間) |
江戸時代 | 江戸幕府(15代将軍) | 徳川家康、徳川慶喜(15代将軍) |
・・・・・ 戦 争 ・・・・・
日清戦争 |
名称 |
年代 |
目的・原因 |
相手国 |
指揮官 |
戦力 |
損害 |
戦争結果 |
日清戦争 |
1894〜1895(1年間) |
朝鮮半島をめぐる権力競争 |
清国 |
山形有朋 |
日本=24万人、清国=63万人 |
日本=16,000人、清国=35,000人 |
日本は清から領土(遼東半島・台湾・澎湖列島)と多額の賠償金などを得ることになった。 |
戦争目的と結果 朝鮮を自国の影響下におくことや清の領土割譲など、「自国権益の拡大」を目的にした戦争と云われ、また日本の安全保障上、対馬などと近接する朝鮮半島に、ロシアやイギリスなど西洋列強を軍事進出させないことが重要であったとされる。 その結果、日本は清から領土(遼東半島・台湾・澎湖列島)と多額の賠償金などを得ることになった。しかし、ロシア・フランス・ドイツが日本に対して清への遼東半島返還を要求し、その後、日本は三国の要求を受け入れた(三国干渉)。干渉の趣旨は、「日本による遼東半島所有は、清国の首都北京を脅かすだけでなく、朝鮮の独立を有名無実にし、極東の平和の妨げとなる。従って、半島領有の放棄を勧告し誠実な友好の意を表する」とあるが、実際は各国の思惑(清国の領土租借・割譲)のためであった。 |
日露戦争 |
名称 |
年代 |
目的・原因 |
相手国 |
指揮官 |
戦力 |
損害 |
戦争結果 |
日露戦争 |
1904〜1905 (1年半) |
三国干渉および義和団の乱後満洲を勢力圏としていたロシア帝国による朝鮮半島への南下(朝鮮支配)を防ぎ、日本の安全保障と半島での権益を確保することを目的とした戦争。 |
ロシア帝国 |
明治天皇、大山巌、児玉源太郎、東郷平八郎 |
日本=30万人、ロシア=50万人 |
日本=88千人、ロシア=42千人 |
日本の連合艦隊は遠征のロシア・バルチック艦隊を撃滅し、海軍力を失ったロシアも講和を決意した。 |
戦争の目的と結果 三国干渉および義和団の乱後、満洲を勢力圏としていたロシア帝国による朝鮮半島への南下(朝鮮支配)を防ぎ、日本の安全保障と半島での権益を確保することを目的とした戦争であった。 国力が乏しく長期戦に耐えることのできない日本の戦略は、ロシアがヨーロッパの増援を受けないうちに満州のロシア軍を撃滅し、戦況が優勢のうちに英米に依頼して講和することであった。戦費と軍需品も英米に依存していた。その結果、日本の東郷連合艦隊は遠征のロシア・バルチック艦隊を撃滅し、海軍力を失ったロシアも講和を決意した。 日本は戦費の半分以上を米英資本で賄い、ロシアもフランス資本で戦った。砲弾も同様で、日露戦争は財政と生産力からは英仏の代理戦争であった。このことから、第0次世界大戦とも云われている。 |
第一次世界大戦 |
名称 |
年代 |
目的・原因 |
交戦勢力 |
指揮官 |
戦力 |
損害 |
戦争結果 |
第一次世界大戦 |
1914〜1918 (4年間) |
ヨーロッパ列強は複雑な同盟・対立関係の中にあった。 |
連合国=イギリス、フランス、ロシア、イタりア、 |
大正天皇、大隈重信 |
------------ |
連合国=戦死者 553万人 |
国力において劣る同盟国は経済が疲弊した結果、大戦は終結した。 大日本帝国も連合国の5大国の一国として国際連盟の常任理事国となった。 |
戦争の目的と結果 オーストリア=ハンガリー帝国の大公夫妻が銃撃されるというサラエボ事件を契機に、各国の軍部は総動員を発令した。当時のヨーロッパ列強は複雑な同盟・対立関係の中にあったため参加国が多かった。特に国力において劣る同盟国は経済が疲弊した結果、大戦は終結した。 |
第二次世界大戦 |
名称 |
年代 |
目的・原因 |
相手国 |
指揮官 |
戦力 |
損害 |
戦争結果 |
第二次世界大戦 |
1939〜1945 (6年間) |
第一次世界大戦後後、ドイツなどの敗戦国は、多額の賠償金を科せられ、植民地を取り上げられ多額の戦後賠償が負担となって苦しい経済状況にあった。そのうえ、世界恐慌の影響をまともに受けることになり、その打破のため植民地政策をとらざるを得なかった。 |
連合国=アメリカ、ソビエト、イギリス、フランス他 |
昭和天皇、東条英機 |
--------- |
連合国=5,000万人 |
絶対的な国力の差 |
戦争の目的と結果 第一次世界大戦後後、ドイツ、ブルガリア、オーストリア、オスマン・トルコなどの敗戦国は、ヴァルサイユ条約により、多額の賠償金を科せられ、植民地を取り上げられ多額の戦後賠償が負担となって極めて苦しい経済状況にあった。そのうえ、世界恐慌の影響をまともに受けることになる。 日本の敗戦原因、絶対的な国力の差、戦略目標が曖昧、政治についてはアマチュアの域を出ない軍人が政権を握ってしまった、参謀教育の欠如等が云われている。 |