マダガスカル共和国紀行

           

マダガスカルの首都:アンタナナリヴのアヌシ湖に咲くジャカランタ

 旅の計画

2011年10月、アフリカ大陸の西、インド洋に浮かぶマダガスカルの旅を計画した。
マダガスカルで有名なのは、バオバブの木、ジャカランタの紫の花である。ジャカランタの花が一斉に咲く10月を選んだ。

 そして、なんと言っても目玉はキツネザルであろう。その殆どがマダガスカルに生存するというキツネザル。30種類に及ぶらしい。

 また、今回は南十字星が見られる「サザンクロス街道」941Kmを車で走り、更に国内線を利用してモロンべとアンダシベの景勝地をも訪れる11日間の計画。

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    ☆ マダガスカル:ワンポイント情報

 ・国名    マダガスカル共和国                        言語    マダガスカル語、フランス語、英語
 ・面積    日本の1.6倍                            産業    農業  米(主食)
 ・人口    1,890万人                                     ゼブ牛放牧(1200万頭)
 ・首都    アンタナナリヴ                                   バニラ生産(世界第一位、世界の60%を輸出)
 ・民族    マレー系26%他                                  香辛料のクローブ(世界第二位)
 ・宗教    伝統宗教52%、キリスト教41%、イスラム教7%                漁業 (マグロ、エビ、カニ)、観光

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      ☆旅人の木・・・マダガスカル航空の尾翼

 タビビトノキ(旅人の木)は旅人ヤシとしても知られるマダガスカル原産のバナナに似た植物。オウギバショウ(扇芭蕉)、あるいは旅人木(りょじんぼく)ともいう。ヤシではなくゴクラクチョウカ科に属する。茎に雨水を溜めるため非常用飲料として利用され、この名前が付いた。巨大な櫂状の葉が長い茎柄の先に扇状に平面に並ぶ。ストレリチア(ゴクラクチョウカ)の仲間だが、花は小さく目立たない。その特性や葉の特徴から世界の熱帯及び亜熱帯地域で広く栽培されている。マダガスカル航空の尾翼に図案化されている。

タビビトノキ

マダガスカル航空機。尾翼の図が旅人の木

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ルート図とサザンクロス(南十字星)街道、941Km。

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    ☆ 出発 (成田〜バンコク〜アンタナナリヴ)

バンコクまではタイ航空、その先はマダガスカル航空。およそ20時間。2011年10月のタイは水害、空からも被害状況がみられる。空港はバンコクから30Km離れているので影響はなかった。水田かと思ったが水害であった。


マダガスカルの国営ビールTHB(スリーホースビール)が機内サービス

機内食

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      ☆ 首都:アンタナナリヴ

首都アンタナナリヴの遠景


深夜到着、この国は蚊が多いのか蚊帳が多い

翌日早朝国内線にてバオバブの街「モロンダヴァ」へ

アンタナナリヴの国内線空港

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   ☆ モロンダヴァ (バオバブの街)

モロンダヴァ行き案内

プロペラ機、目では見えないプロペラだがカメラはとらえた。最近のデジカメは性能が良いと感心する。

モロンダヴァ上空から見えるバオバブの木

   ◎動画・・・バオバブの大地


ローカル空港のモロンダヴァ

何故かこの国は飛行場は撮影禁止、ならばと隠れて撮る


アフリカらしい樹木と花

ヤシの木が点在

マダガスカルの典型的な家屋、貧しい。


家の軒先でヤシの実を販売

牛が多い

隣との境界線は木を並べる


商店、THBは国営ビール

街の土は赤色

街には若者が目立つ


野菜の露天売り場


カラフルな洋品店?

あまり意味のない木の塀


マダガスカルの西はモザンピーク海峡、リゾート地

粗末な家が並ぶ

宿泊のホテル


ホテルのレストラン

レストランの入り口にあるバオバブの飾り

レストランの塩・胡椒入れは魚の模型

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鮮やかな樹木の花

ホテルの裏の川は海に続く

舟の片側に浮き木を付けたカヌー


カヌーを漕ぐ若者、ここでは立派な職業

ホテル全景

カヌーに乗る観光客


   ☆ ベタニア半島の漁村

海辺まで30分、浜辺近辺では網漁

ベタニア半島の漁村

わずか数十件の漁村は電気も無く、貧しい


洗濯は泥水の様な水

家はすべてかやぶき

たった一つの共同井戸、濁っている


無邪気な子供たち

食料となるのは海のわずかな魚と卵

山羊のミルクは貴重、畑はない


台所兼居間兼寝室、一部屋だ。家財道具はあまりない


学校も病院も、公共的なものは無い

カヌーは唯一の乗り物


男も女も漁で生活をする


カヌーで漁をする男

海の魚だけが頼り

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   ☆ ホテルの食事(モロンダヴァ)

ウエルカム・ドリンクを作るスタッフ

海と川があるのでシーフードが美味い

本日のメィンデッシュはエビとパスタ

デザートはマンゴ、パイナップル他

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   ☆ バオバブ群生地へ

モロンダヴァの街から40分でバオバブ群生地へ

洗濯物を頭に、子供にはミルクを飲ませて歩く

運搬は木の押し車


観光客を見つけると飛んでくる子供たち

世界には10種類のバオバブが、そのうちここには8種類がある


樹齢500年以上のバオバブの木

不思議なバオバブの木


不思議そうに見る目

沼地には蓮の仲間

うまそうだが・・・


双子のバオバブ

沼地の蓮を食べるセブ牛

今や観光の目玉となるバオバブの木

       動画・・・バオバブとゼブ牛


マダガスカルのバオバブは導入種と言われる

現地人とバオバブはとても似合う

ゼブ牛も似合う

 ゼブ牛・・・

 現在、世界で飼育されている家畜牛は大きく2系統に分けられる。1つはヨーロッパおよびアジア北部をその源とするコブ無し家畜牛の系統であり、もう1つの系統がこのコブウシの系統である。コブウシは耐暑性があり、熱帯性の病気や害虫に対する抵抗力が強いため、家畜化された南アジアから、東南アジア・西アジア・アフリカなどの高温地域に導入された。

現在、マダガスカルではゼブ牛と呼ばれる牛が1200万頭も飼われており、農作業、あるいは食肉として貴重な財産となっているそうだ。
しかし、その牛肉も住民が食べられるのは、お祝い事や法事など年に1〜2回の様である。


バオバブの並木道

        動画・・・バオバブの並木道


バオバブの銀座?

並木道には各種露天

米屋まである


バオバブの実

中身

マンゴー


こちらミニレストラン


「愛し合うバオバブ」はフニィと云う種類

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    ☆ バオバブとは・・・



バオバブの木

     バオバブの花

 


      バオバブの実

    バオバブの実の内部

 「バオバブ」の名は、16世紀に北アフリカを旅したイタリア人植物学者が「バ・オバブ」と著書に記したのが始まり。もとはアラビア語のブー・フブーブ(種がたくさんあるもの)から来ているという説がある。サバンナ地帯に多く分布する。幹は徳利のような形をしており、高さは約20メートル、直径は約10メートルに及ぶ。


 最大のものは
南アフリカリンポポにある高さ47m、直径15mである。年輪が無いため樹齢を知ることは難しいが、数千年に達すると言われ、放射性年代測定は可能である。
中は空洞になることが多い。葉は幹の上部につき、
乾季落葉する。は白色で大きい。果実はヘチマのように垂れ下がり、堅い。果肉は食用・調味料とされ、セネガルでは「サルのパン」と呼ばれる。

 ビタミンCがオレンジより多く、カルシウムも牛乳より多いと言われる。さらに種子からは油が採集できる。また、若葉を野菜として利用する。樹皮は煎じて解熱剤に用いられるほか、細かく裂いて編めば強靭なロープを作ることができる.

観葉植物にもなり、盆栽型に仕立てることもできる。

 サン・テグジュペリ『星の王子さま』では、を破壊する巨木として描かれているが、上記のとおりアフリカ諸国では食用などさまざまに活用され、親しまれている。大木には10トンもの水分を幹にたくわえており、乾季になると葉を落とし休眠する。休眠中はその水分で生きのびる。

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この少年、常にここにおり観光客のカメラにポーズ、チップがもらえるようだ。この近辺の住民はこの濁った川の水で生活。不衛生だが慣れているので健康らしいが・・・

バオバブの実


沈みゆく夕陽とバオバブの木


山羊とバオバブ

ゼブ牛とバオバブ

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ホテルの今日の夕食はロブスター

アフリカの夕陽

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☆ マダガスカルの略史

年代

出来事

年代

出来事

先史時代ルーツはインドネシア、マレーシアなどのアジア系らしい。1794年現首都のアンタナナリヴを首都として、王国が国内統一。
1300年頃ヴェネツア(現イタリア)のマルコ・ポーロの「東方見聞録」に発見が記されている。1817年統一王国が、武器提供のイギリスからマダガスカル王として認められる。
1500年頃ポルトガルのディエゴ・ディアスにより再発見される。1896年王が追放され、フランスの植民地となる。
1642年ポルトガルのマダガスカル植民地化の失敗の後、フランスが領有する。1946年独立運動が激化し、植民地からフランスの海外領になり行政権が与えられる。
17世紀マダガスカル人による王国建設。1960年フランスから独立。

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    ☆ 再び首都:アンタナナリヴへ

   

国内線の航空チケットはユニークな手書き

マダガスカルの首都:アンタナナリヴ空港、歩いて移動

 宗主国フランスの呪縛は続く・・・

 マダガスカルはフランスの統治が1642年から318年も続いた。現在、植民地から独立して50年になる。共通しているのは、世界のどの国も植民地として資源や財宝を持ち去り、植民地には良い結果は残されていない。
 宗主国は、植民地であるその国の建設をし、文化を高め寄与しているというがそれは一方的な言い分であろう。
マダガスカルも他のアフリカと同様、長い植民地の影響か、国力の差か、未だ発展途上国に甘んじている。だから国民生活は悲惨である。
 国民は他国の生活レベルのことが分からず、情報も無いことから違和感を感じてはいないのだろう。それはある意味分からないだけに幸せとも言えるかもしれない。

 何よりこの国は他の途上国同様、政治が安定していないことである。産業もフランスの仕組みを受け継ぎ、観光客もフランス人が多く、政治的にもフランスの影響がいまだに続いているようだ。

 現地人の話を聞くと、現在の暫定大統領はクーデターで2年前に就任、若干37歳の若さである。それまでも何度も大統領がクーデター等で変わっているようだ。フランスの傀儡の様でフランスから完全に一人立ちしていないようだ。

 モロンダヴァの地方空港から首都アンタナナリヴに移動する際、飛行機が3時間も遅れた。原因は総理大臣が急遽飛行機を使うことになったので遅れるという。それもスピーカで案内もされない。観光に力を入れているというが、公私混同も甚だしい。

 遅れた飛行機にようやく乗る際、驚くことが起きた。順番に乗る客をしり目に、フランス人が優先に乗り込みだしたのだ。観光客は唖然と見るのみ。
 更に、機内に乗るやチケットの座席にはフランス人が座っている。こちらのチケットを見せて抗議すると「フリー・シート」と言い、席はどこでも構わないのだと言う。客室乗務員に事情を話すと、チケットの通りですと言う。しかし、最後までそのフランス人たちは動かない。
 おかげで他国の観光客は右往左往を強いられた。

 強情なフランス人、と有名だが、マダガスカルどころか関係のないよその国民にまで迷惑は及んでいる。植民地と宗主国・・・未だ続いているようだ。


   ☆ サザンクロス街道・・・ アンタナナリヴ(首都)→アンツイラベ(塩の交易路)

ビールTHBの値段は現地通貨4000アリアリ(200円程度)

街の至る所にジャカランタが咲く

運送の手段は馬車や手押し車が主流


主産業は米、二毛作。


洗濯は川で洗い、空き地に干す。旅行中の12日間は雨は1日も無く、連日30度〜40度、すぐ乾く

        動画・・・マダガスガル:洗濯する女

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「世界三大花木」 (カエンボクジャカランダホウオウボク) のジャカランダ


樹高は15mに及ぶ


アフリカ、中南米に多くみられる。 「世界三大花木」と言われるだけに美しい


アンタナナリヴ市民の憩いの場「アヌシ湖」には、数十本のジャカランダの木が一斉に花を咲かせる

         動画・・・美しいジャカランダの湖畔


お婆さんの珍商売

それはジャカランダの花を販売、売れるのかな〜

高台の右には「女王宮」(王朝の宮殿跡)

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水田の泥水で泳ぐ子供達


休耕田では住宅用のレンガ造り

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マダガスカル人は手先が器用、樹脂を染めて

樹脂を染めて民芸品など簡単

木片を集めて車の模型


サザンクロス街道で随所に売られる車の模型

道路沿いの野菜即売

アンツィラベにはプスプスと言う人力車が6000台

          動画・・・プスプス(人力車)


トウモロコシが見える

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車が止まると民芸品の売れ子が寄ってくる

木の民芸品

首飾り、どれもこれも100円程度


   ☆ サブツィ・マーケット(アンツィラベの町最大市場)

この町は頭に載せて運ぶのが主流

マーケット入り口

珍しく身ぎれいな婦人


食堂、肉や野菜の、ぶっかけご飯もどき

干物の大

干物の小


姉ちゃんも参加

中国製自転車は国民に親しまれているが・・・

子供は遊び場に事欠かない


果物屋

中国製の麺売り場

マンゴ―売り場


パイナップルとドリアンかな

市場NO1の美人おばさん、品物は買わず写真ばかり撮る観光客


各種香辛料

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   ☆ アンツィラバ→ラヌマファナ(温泉と熱帯雨林国立公園)

二毛作だが、年中順番に田植えをするようだ

畑も山間まで

白い袋にユーカリの木炭。貴重な燃料


 キャッサバ

 多年生潅木で,高さ1.5 〜3 m に達し,茎は木質で太く,多数の枝を生じよく繁茂する.挿木で繁殖する.痩地,酸性土壌,乾燥に強く,栽培しやすいが,連作すると地力の減退がいちじるしい。
ほんの1〜2ヶ月で収穫できるので焼畑農業に適している。

塊根を食用,飼料用(チップ等),でん粉原料用に使用する。

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    ☆ ザフイマニリ村の工芸品

ユネスコ世界無形遺産

電気も無い村は農作業の傍ら木工品造り

木工品の彫刻が有名


見事な手作業

作品は素晴らしい

街の学生は昼休み自宅に帰る


窓や扉には幾何学模様の彫刻

全てに彫刻が

家の隅々に彫刻


レストランで披露する舞踊団

地元の伝統料理

       動画・・・美女が踊る民族舞踊  


棚田が多い


小高い丘や低山は焼畑農業がすすめられる、右下は燃え残り

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   ☆ラヌマファナ国立公園

熱帯雨林の花

一帯は世界遺産

標高1200m


山間のセタムロッジ

年間200日は雨が降る


熱帯雨林の花

バナナの花

バナナの花


セタムロッジ入り口

セタムロッジ全景

熱帯雨林の花が咲き競う


ヤシの実

エンゼルトランペット

エンゼルトランペット


エンゼルトランペット

ヤモリ


ヤモリは『家守』ともいう

果物中心の朝食、右下はバナナの蒸焼

国立公園看板


入口

ガイドと同伴が入域条件

山を越え、谷をわたり


ナナフシは昆虫、木の枝と間違う。 木の枝に擬態した姿が特徴的である。


獣道をたどりキツネザルを追う

ようやく発見

国道はゼブ牛の散歩街道でもある

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   ☆ ラヌマファナ→フィアナランツア(棚田・茶畑・ブドウ畑)

シデクザムのティー・プランテーション

茶を乾燥させる

乾燥した茶


銘柄は「シデクザム」 

商品の80%は外国へ

フランスが植民地時代に作った

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フィアナランツァのホテル「ゾマホテル」は高級ホテルだが、例年気温が25度前後

しかし今年は異常気象で40度近く。
ホテル内は冷房なし、蒸し風呂状態

マダガスカルの地方都市は殆どの人が靴をはかずに裸足


田んぼと棚田が続く


洪水が心配になるほど、棚田で山も丸裸


焼畑農業で先ずはキャッサバを植える

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       ☆ アンタイムル紙工房

起源はアラブ人が持ち込んだ教典「コーラン」の紙。  樹木からとる和紙に似ている。本物の花を置いて乾燥させる


押し花のように花をのせる

乾燥しても花の瑞々しさは維持される

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   ☆ マダガスカル最大のワイナリー「ラザニ・ベツィレウ」

これもフランスの置き土産?

最大4年までしかおかない

完成品


  ☆ フィアナランツォア→ラノヒラ (マダガスカルのグランドキャニオン、キツネザル)

延々と続く「サザンクロス街道」

テーブルマウンテンがあちこちに

野焼きは主に夜に行われるようだ

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ラノヒラはモーテル・デイサロ

石作りのバンガローは蚊で悩まされる

プールがあるが水が・・・


女性は三つ編みのヘヤ―スタイル、腰布を巻きつけるのがファッション。洗濯物を頭に近くの汚い川で洗濯

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「イサル国立公園」には森林、泉、滝、渓谷、洞窟が

キツネザルの看板

前方のテーブルマゥンテン近辺がキツネザルの住処


大きな蟻塚

ツツジの様な


イタッ! 「ワオキツネザル」 尾が白と黒の輪をつなげたようなところから命名された。体長は40〜45cm

        動画・・・ワオキツネザル(マダガスカル)


ワオキツネザル

横っ飛びがユニークなベローシファカ

横っ飛びがユニークなベローシファカ


横っ飛びがユニークなベローシファカ

チャイロキツネザル

子供を抱いたチャイロキツネザル

    動画・・・マダガスガルのチャイロキツネザル  


ワオキツネザルの尾は長い

街から歩いて1時間の川で洗濯

川のそばで干す、洗濯は憩いの場所?

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  ☆イサルの窓(サンセットのビューポイント)

イサルの窓

イサルの大窓に沈みゆく夕陽が

その隣、イサルの小窓に沈みゆく夕陽が

         動画・・・アフリカ・マダガスガルの夕陽とイサルの窓


アフリカ:サザンクロス街道・・・・・イサルの夕陽


マダガスカル通貨の呼称はアリアリ、500アリアリは20円相当

夕餉の前菜はエビとワイン

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サザンクロス街道のエアーズロック。   果てしない一本道が続く。総距離941Km


洗濯の川と子供は水泳


サザンクロス街道はそろそろ終点のチュレアールへ、所々に点在する町


平原とテーブルマウンテン

車が止まると何処から来るのか5分で人だかり

ここの女性も泥パック、どこも同じか・・・


延々と茅葺、泥壁の家が続く。子供が多い家は外に敷物を引いて外で寝ると言う

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    ☆ ラヌヒラ→チュレアール (ビーチタウン、インド人のビジネスマンの町)

プスプスの人力車が活躍

サザンクロス街道の最終地点なのでトラックも多い

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町一番の病院、設備は良くない

併設された薬局

入院棟、食事は家族が自宅から運ぶ

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フランスの置き土産のリゾートホテル

プールで遊ぶ女の子

ホテルの庭で飼われるキツネザル

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   ☆アンダシベ(ペリネ特別保護区)

アンタナナリヴから車で東へ4時間、キツネザルで最大のインドリが見られる。豪華リゾート地「バコナ・フォレスト・ロッジ」はフランスが造った山奥のホテル。インドリの生息地が近い


デジカメを未だ持てないマダガスカル人は、写真を撮ってほしくてせがまれる。ホテルスタッフ

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   ☆ ペリネ特別保護区(インドリ生息地)

インドリの看板

珍しい花

ランの様な花


木の枝と同じようなナナフシの昆虫、ガイドに教えられないと分からない


各国の観光客がガイドと共に、発見すると電話

標高1165m


発見!!  キツネザルの中で最大体長60〜70cm。歌を歌うようなきれいな鳴き声が特徴。つがいとその子供達5頭ほどがテレトリ―内を動く。

             動画・・・マダガスガルのインドリ(キツネザル)


このご婦人のカメラはすごい。

近くではカメレオンも発見

迷惑そうなカメレオン

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 旅を終えて・・・

 やはりアフリカはアフリカらしい。マダガスカルはアフリカ大陸から離れているので、少しは独自色があろうかと期待したが、変わりはなかった。アフリカのどの国もヨーロッパの先進国であるイギリス、フランス、スペイン。ベルギー等に100年単位で荒らされた後遺症が残っているようだ。言語と古い建造物だけが残されている。そこには政治機構も文化も殆ど残されていない。

 いつまで混迷の道は続くのだろうか? と考えているうちに、中国がどんどん入り込んできている。安くて劣悪な商品でも、無いよりは良いのだ。国民感情としてはそんな中国に親しみと感謝の気持ちを持っている。しかし、それが3年、5年と経過すると仮面がはがされ深慮遠謀が見え隠れしてくる。

 フランス人の観光客がやはり多いので、食べ物、宿泊設備はそれなりに良い。そしてバオバブやジャカランダ、キツネザルなど自然が素晴らしかった。

 アフリカ本土と比較してみると、自給自足するべき農業は自立しているようだ。しかし、その設備たるやかなり遅れている。牛がいる農家はよいが、貧農農家は鍬で畑を起こし、棒杭で地ならし、パンツ1枚での作業だ。電化設備はなくローソク、無ければ日暮れとともに寝起きするようだ。木炭で狭い台所で炊事をするので、女性は長生きできないそうである。

 伝統宗教が50%以上のこの国は、死ぬと素晴らしい次の世へ行けるということで、住んでいる茅葺、泥塀とは比べようもない立派な墓を建てる。そしてミイラ化した死体を定期的に出して新しい布でくるみ直して、大勢で盛大な法事をするという。その時活躍するのが唯一の財産「ゼブ牛」の肉である。

 国民の大多数が裸足であった。靴は履きなれていないのであまり好まないようだ。

 最近、「幸せの国NO1」のブータンの国王が結婚したようだ。ブータンはマダガスカルよりは生活レベルは上だが、国民感情としては幸せの様だ。それは他国をよく知らないからでもある。スピードはその国の感覚が決めることである。

 マダガスカルの子供たちは観光客が通ると寄ってきて手を出す。恵んでほしいのだ。要望に応えるのは文化を壊すのでよくないと観光客の多くが考えるようになった。だから、知らないで済む人々にインフルエンザの風邪をうつしては良くない。

 だが、宗主国が引き払っても未だ影響力を行使している国々、経済と言う武器で植民地化しようとする国は後を絶たない。その意味で早く自立しなければならない国が多いようだ。

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