藻岩山
2009年5月、笑岳会のメンバーで藻岩山に登る。
長いサラリーマン人生を終えて、日本全国から続々生まれ故郷の札幌へUターンしてくるメンバー達。山岳倶楽部の復活である。手始めに藻岩山とした。春の花を愛でるのと、足慣らし、絶好の五月晴れであった。今回の参加者は7名。
コースタイムは通常1時間前後であろうが、何と、頂上には2時間20分を要した。あの花なんて言うの、あの木は・・・、アッ、リスだ〜。宿り木だー、俺もなりたいな〜!!
新メンバーで、初めての登山をする「みんみ」ちゃんは、三重県から札幌に居を移しての、はりきり娘。はたして、山にはまるか否や・・・。注目!
藻岩山で見られる植物・木々と動物
エンレイソウ 福寿草 舞鶴草
ニリンソウ (仲がヨロシイね!) エゾエンゴサク (ネ〜見て、見て、見て、と言っているよう・・・) ヒトリシズカ (一人が沢山いた!)
カタクリ (可憐です、貴方は!!) シラネアオイ (楚々とした美しさです) スミレ (貴婦人のような・・・)
エゾリス (シマリスと違い、私は冬眠はしません。強いのです) クマゲラ (巣立ちが終わると、右となりの鳥が勝手にこの巣を使うのです。しかも、外敵から守るために入口に泥を塗り狭くしてしまうのです。私は翌年、この狭い穴を広げねばならない。トホホッ!何とかして・・・) ゴジュウカラ (そうです。私は利口でちゃっかりしているのです)
エゾライチョウ (私は北海道に住む鳥です。通称やまどりと呼ばれています。人間は私を食べてこれは美味と言います。欧米ではクリスマスの最高のご馳走で、昔は北海道から 盛んに仲間が捕獲され輸出されていました。いゃ〜ね!!)
キタキツネ (私の特技:冬、雪ノ下にいる獲物のネズミなどを、飛び跳ねて掘り、捕まえて食べるのです。そうです、生活力があるのです)
山桜 ウツギ こぶし
ヤドリギ(宿り木) (そうです、私は鳥によって、種子を糞としてこの木に放置されました。仕方がないので、水分と栄養分をこの大木からいただいています。成長したわたしの生命力を褒めてください。)
満開の山桜(中) お話ばかりで、前に進みません(右)
さぁー行くぞッ! 遅れてますよッ、早く歩きましょう 樹林の向うに雪を抱いたアルプスのような!!
本日参加した「スマイル・マウンテン・クラブ」のメンバー
左から、東京の「丸の内オフィス街」で長年苦労した「スノーマン」さんは、スイスの山にはまりましたと語る、語る、語る、お願い、もっと語って! アポイ岳をこよなく愛した「リュー」ちゃんは料理の鉄人。札幌が素敵と三重県から転居してきた「みんみ」ちゃん。大阪の大道芸人「OKA」ちゃんは南京玉すだれの名人。鎌倉と神津牧場子息の絵画にはまっている会長の「やましん」さん。札幌、東京、大阪と口一つで仕事をこなしてきた「イタ」さん。