トリニダード・トバゴ紀行

　
　　　　　　　　　　　　　　国鳥スカーレットアイビーはトキの仲間


トリニダード・トバゴは南米ベネズエラに最も近い国	二島からなる国

旅の初めに・・・

　2014年2月、トリニダード・トバゴの旅を計画。

　海外旅行の予備知識の一つとして、事前にその国の面積と人口を調べる事にしている。それでほぼ規模が知れる。

　カリブ海の国々で人口の多い国はキューバ（１１００万人）、ドミニカ共和国（1028万人）、ハイチ（1013万人）、ジャマイカ（276万人）の4カ国である。

　今回はそれ以外の小国9カ国を巡る旅にした。殆どの国が人口５万～35万人だが、ここトリニダード・トバゴは１３５万人である。
　国土の広さは日本の千葉県と同じ程度と言う。狭い国土にたくさんの人口が住むのは石油や天然ガスが豊富のためらしい。

　この国で一番興味あるのがマングローブの森に住む赤いトキ、　国鳥スカーレットアイビーである。群落では森が赤く染まると言う。

　世界三大カーニバルも見逃せない。見どころの多い国である。

現地のMAP

　　トリニダード・トバゴとは・・・
　コロンブスによる発見以来、スペインの植民地化であったが、その後150年の間にフランス、イギリス、オランダの間で31回もの奪い合いが行われた。
　1830年代の奴隷制度廃止後、インド人、中国人などが年季労働者として連れて来られたため、人口の半数近くがインド人で構成されている。そのため、アフリカ系とインド系の住民が拮抗している。
　西インド諸島で唯一、豊かな石油と天然ガスの資源があり、石油と天然ガスが国の経済の中心になっている。また、トリニダード島のピッチ湖には世界最大規模のアスファルトの天然鉱脈がある。トバゴ島は観光産業が盛んである。
　20世紀からは石油の産出国として栄えており、カリブ海の島のなかで最も豊かで生活水準の高い国である。
　カリブ海の島々で最南端。トリニダード島とトバゴ島の２島から成る。首都はトリニダード島のポート･オブ・スペイン。　　　 1962年英国より独立。石油と天然ガスの資源があり、経済は順調。国民楽器スチール・ドラムとリンボーダンスは世界的に有名で、カリブの文化的な中心地となっている。

　　　　　　　　　☆ポート・オブ・スペイン（首都）

　ポートオブスペインは、トリニダード島北部に位置する都市でトリニダード・トバゴの首都であると同時に、国内最小の面積を持つ都市である。

　人口は6万3,900人（1993年統計）で、都市圏人口は30万人。

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　　　　　　　☆到着

国際空港
空港ビル

街には、国鳥スカーレットアイビーの絵が飾られていた

　　　　　　　　　　☆街並

大都会である
資源豊富による高層ビルが多い

首都ポート・オブ・スペイン、前方がカリブ海

高層ビル群
ビーチの上を飛ぶアメリカの飛行機

　　　　　☆高級住宅街

緑の塀で囲まれている高級住宅
整然とした地域
高級住宅街の一角に「日本国大使館」

　　　　　　　☆こちら貧民？住宅街

この国は衣食住の中で、食さえあれば幸せ？　暖かいのである
裕福な国でも必ずいる路上生活者。酔っ払いかな？

　　　　　　　　　☆独立広場
　ポート・オブ・スペインのダウンタウンの中心街にある広場。
　あたりは古い建物と近代的な高層ビルがぎこちなく並んでいる。

整備された広場は公園
街の主要道路が走る

　　　　　　　　　☆ローマン・カトリック・カテドラル＆英国国教会

　1816年から10年の歳月をかけて造られたという英国国教会。英国国教会は8%。
　英国による４００年に近い植民地化の歴史がこの国にはある。
　ウッドフォード広場に近い。
　ローマン・カトリック・カテトラルは26%。

ローマン・カトリック・カテトラル
ウッドフォードスクエアーの前にある１８１６年から１０年の歳月をかけて作られた英国国教会。

　　　　　　　☆壮麗なる七件
　ポートオブスペインの広場にある7軒の華麗な館。南からクイーンズ・ロイヤル・カレッジ、裁判所、ミルズ・フラーズ、ルーマー、ローマカトリック大司教邸、ホワイトホール、スタールメイヤー。
　1904～1910年に建てられた。ムーア式、イタリア様式、ネオ・ロマネスク、フランス様式、ビクトリア様式など。

クイーンズ・ロイヤル・カレッジ（男子校）
HAYES COURT(裁判所）看板
HAYES COURT(裁判所）

ミルズ・フラーズ
ルーマー

ローマカトリック大司教邸
ホワイトホール看板
ホワイトホール

ストールメイヤ―邸看板
ストールメイヤ―邸

　　　　　　　☆ランチ・タイム

住宅街の中にあるレストラン
ザ・ベランダと呼ぶのかな？

スープ
ミカンのサラダ
メインはマヒマヒ(魚）
地元のデブッチヨ・ガイドが一番美味しそうに食べていたのが印象的。

レストランのガーデンには花が咲きほころぶ
花か実か？
綺麗ですね～

　　　　　　　☆カーニバル　

カーニバル会場は市内
控室？

　　　　　　　　　　　　　　☆文化

リンボーダンスは世界的に有名国民楽器スティールパン

☆過去のカーニバル写真

　首都ポートオブスペインで開催されているカーニバルは、世界の三大カーニバルに数えられており、大掛かりな衣装を身にまとった仮面舞踏会や、大衆歌謡音楽であるカリプソやソカ、スティールパンのコンテストであるパノラマなどが有名である。
　カーニバルの文化は、植民活動をおこなったフランスによってもたらされた。カーニバルの衣装には、ドラゴンのモチーフなど、中国系住民の文化の要素が入っている。
　世界三大カーニバル
　・トリニダードのカーニバル
　・ブラジルのリオのカーニバル
　・イタリアのヴェネツィアのカーニバル

カーニバルは女性が主役

ブラジルやイタリアと違い、ここは全員参加型カーニバル

　　　　　　　　　　　☆国立博物館
　動物の剥製、考古学の資料など。
カーニバルのｺｽﾁｭｰﾑ、アートギャラリーが展示されている。
　　（写真撮影禁止）

博物館看板
見ごたえのある博物館

　　　　　　　☆カロニー・バード・サンクチュアリー（赤いトキの営巣地）

　ポート・オブ・スペインから南へ約15km。　
　カロニー川がパリア湾に流れ込む一帯はマングローブの森になっている。
　日が西へと傾くと、やがて前の島のひとつが赤く、燃えるように見えてくる。よく見れば、それは何百、何千という鳥の群れ。
　国鳥スカーレット・アイビーというクチバシの赤い鳥だ。餌を求めてベネズエラまで飛んで行く。
　白い鳥はシラサギ。

20人乗りの小船で往復2時間半
アマゾンの様
マングローブの森を行く

マングローブに住む蟹、船頭が見せる
何だ、これは！　　そう、木の枝でとぐろを巻いた蛇

やがて夕方、シラサギの中に1羽、赤い鳥
スカーレット・アイビーの大群がグループ毎に
それぞれ大群が空を旋回して木にとまる

現地の少女は見慣れているのか、無関心
観光客は大いに関心

何故赤いか、トキの種類が違うようで食べ物の為に赤くなるとも

　　　　　　　動画・・・スカーレット・アイビーがやって来る

　　　　　　　　☆スチールバン

　　　　　　　
　　　　　　　　　　動画→こちら　
　
スティールパンは、ドラム缶から作られた音階のある打楽器。独特の倍音の響きを持った音色が特徴。
　カリブ海最南端の島国・トリニダード・トバゴ共和国で発明された「20世紀最後にして最大のアコースティック楽器発明」と呼ばれており、トリニダード・トバゴ政府により、「国民楽器」として1992年に正式に認められた。
　　スティールパンは、トリニダード・トバゴの首都ポートオブスペインで毎年開催され、世界三大カーニバルにも数えられるカーニバルの場に於いても、欠かせない楽器である。
　カーニバルには、100名ものスティールパン奏者が参加し、この日のために練習した大迫力の演奏を披露する。

　　　　☆スティールパン演奏練習会場

数十台もある会場
若い女性が多い
貧しい黒人がドラム缶を改造して作ったのが起源

叩く場所で音が違う
日本の女子大生が研修中
深夜まで続く

動画・・・スチール・バン演奏の、練習をする日本女性

　　　　　　☆最後の晩餐

現地人に人気のレストラン
ビールの名前はカリブ、実にうまい

　　　　　　　　　　　　　　☆略史

年月略史
1498年コロンブスによるトリニダード島「発見」
1596年英国人によるトバゴ島発見
1889年英国植民地（トリニダード島、トバゴ島合併）
1956年英国自治領
1962年独立
1976年共和制に移行
1986年総選挙、国家再建連合党（NAR）政権誕生
（人民国家運動党（PNM）の独立以来の長期政権終了）
1991年 PNM政権復活
1995年統一国民会議（UNC）とNARの連立政権誕生
2001年 UNCとPNMが同議席獲得により、野党PNM党首を首相任命
2002年総選挙によりPNM勝利
2007年総選挙によりPNM勝利
2010年総選挙により野党連合「人民のパートナーシップ」勝利、新政権誕生

☆カリブ海諸国一覧
国名面積人口首都民族言語宗教産業識字率平均寿命
ﾊﾞﾊﾏ福島県と同じ 35万ナッソーアフリカ系72％英語キリスト教観光業とタックス・ヘイヴン 96％ 72歳
ｾﾝﾄ･ｸﾘｽﾄﾌｧｰ･ﾈｲﾋﾞｽ西表島と同じ 5万バセテールアフリカ系英語キリスト教農業（砂糖産業）、観光業 97％ 71歳
ｱﾝﾃｨｸﾞｱ･ﾊﾞｰﾌﾞｰﾀ種子島と同じ 9万セントジョンズアフリカ系9割英語キリスト教観光業、建設業、軽工業（衣料品、アルコール、家電等） 89％ 71歳
ﾄﾞﾐﾆｶ国奄美大島と同じ 7万ロゾーアフリカ系英語キリスﾄ教農業（バナナ、ココナツ）、観光業、製造業（石鹸等） 88％７７歳
ｾﾝﾄ･ﾙｼｱ淡路島と同じ 18万カストリーズアフリカ系82％英語キリスト教農業（バナナ、ココナツ）、観光業 67％７２歳
ｾﾝﾄ･ﾋﾞﾝｾﾝﾄ五島列島福江島と同じ 11万キングスタウンアフリカ系英語キリスト教観光業、農業（バナナ産業） 96％ 72歳
ﾊﾞﾙﾊﾞﾄﾞｽ種子島と同じ 28万ブリッジタウンアフリカ系9割英語キリスﾄ教観光業、軽工業、農業（砂糖） 97％ 73歳
ｸﾞﾚﾅﾀﾞ五島列島福江島と同じ 11万　　セントジョージズアフリカ系英語キリスﾄ教農業（カカオ、ナツメグ、バナナ、果実）、観光業 98％ 71歳
ﾄﾘﾆﾀﾞｰﾄﾞ･ﾄﾊﾞｺﾞ千葉県と同じ 135万ポート・オブ・スペインインド系（40％）、アフリカ系（37％）、英語キリスト教、ヒンドゥー教石油、天然ガス、鉄鋼製品、 99％７０歳
ｼﾞｬﾏｲｶ秋田県と同じ 276万キングストンアフリカ系91％英語キリスﾄ教観光業、鉱業、農業（コーヒー、砂糖、バナナ） 88％ 75歳
ﾊｲﾁ北海道の1/3 1013万ポルトープランスアフリカ系9割フランス語キリスト教農業（米、コーヒー豆、砂糖、バナナ） 53％ 51歳
ﾄﾞﾐﾆｶ共和国東北5県 1,028万サントドミンゴ混血73％スペイン語カトリック観光業、農業、鉱業 85％ 69歳
ﾌﾟｴﾙﾄﾘｺ鹿児島県同じ 370万サン・ファンスペイン系が80％スペイン語カトリックラム酒生産、観光、製薬、農漁業 94％、　77歳　　
ｸﾞｱﾄﾞﾙｰﾌﾟフランスの海外県、静岡県と同じ 44万ﾊﾟｽﾃｰﾙ白人・黒人の混血77％フランス語カトリック砂糖とバナナ 94％ 77歳
ﾏﾙﾁﾆｰｸ
フランスの海外県、札幌と同じ広さ 40万フォール・ド・フランス白人・黒人の混血フランス語カトリック砂糖、ラム酒、バナナ、パイナップル 79歳
ｱﾙﾊﾞオランダ自治領、岩手、宮城、福島の３県と同じ広さ 11万オラニェスタット白人・黒人の混血80％オランダ語

　旅の終わりに・・・
　楽しく見どころのある国であった。.
　アフリカ人、インド人、中国人等が入り混じり、言葉も多種多様、活気のある国である。イギリスに370年程度植民地として占有されていた事もあり、整然とした街造りである。
　今はアメリカとの交流が多く、観光客も多い様である。資源も幸い多いので当面人気の国が続くと思われた。

　　　　　　　　「付録」 ☆海外旅行の達人たち

毎日衣装を変えるオバサン、派手さは負けません
大阪のおっちゃんは裸足サンダル

海外150カ国巡りのスタイル。背中にザック、横に肩がけバッグ、前に貴重品入れ、ｽｰﾂｹｰｽは預け荷物。帽子、スニーカー。水は買わずにちゃっかりホテルのレストランでペットポトルへ

　カリブ海の旅をする人は少ない。通常は世界クルーズ船が多いはずである。しかし、時間と費用、好みもある。
今回のツアー仲間は、自分で手配する旅が面倒な人ばかりが集まった。成田空港で顔合わせをすると11人中、7人が「海外旅行専門学校？」の同窓生であった。自分を除く10人の方は、既に150カ国以上の達人ばかりである。
　この人達を表して「国盗り」と言うそうだ。昔の戦国武将や女戦国武将ばかりである。
　暇な時間に、面々と会話をして戦国武将の生い立ちや、生き方、今後の戦略などを伺ってみた。
　皆さんは長い長い人生を過ごされてきており、個性が過ぎる程強い方、大変自分中心の個性豊かな方、不思議な方、妖しい人、波乱万丈な方、魅力的な方、もっと話を聞いてみたい方、様々である。
　まとめるとノンフィクション小説として、直木賞候補になるやもしれないと、手前味噌ながら考えている。
　二日間、道中で「テレビ東京」の撮影班と話をする機会があった。ディレクターが言うには、どこかに波乱万丈で面白い人がいませんか？　いるいる、このメンバーは話題になりますよ。今度紹介します。その代わりギャラは私に・・・

　　　　　　　　☆達人たちのプロフィール

　通称、大阪のおっちゃん
　60代、生涯独身だが婚活までする気はない様だ。人柄がすこぶる優しい。家は平安時代から受け継いだ自宅があると言う、この辺がおかしな人だ。食事は作った事は無い、鍋釜があるかどうか忘れた。外食で1週間和食、中華、蕎麦屋・・・と決めている。薬は飲んだ事が無い。
　俗に言う飲む・打つ・買うをした事が無い。だから金は残った。金は残すのでなく残るのだと言う。趣味が無いので旅行を始めた。今まで150カ国、毎月か、月に二度出る事もある。この1年で南極４５０万円、その他で2,000万円予定している。
　通称、博士
　物知りである。雑学に強い。メンバーは最初は聞き役だが、果てが無いので逃げ出す人が多い。男のお喋りは性質が悪いと言う人もいた。独身60代、結婚歴なし、何度か話があったが縁が無くて・・・ずんぐりむっくり禿げちゃピンだが誠実が歩いているような人だ・・・。キャド･ｺﾝﾋﾟｭｰﾀで設計の仕事で世界に出張、残業が多く、40代前半で資金がたまり48才で早期退職。真面目で飲む・打つ・買うはせず。
　酒もおごりは飲むが自分では、単なるケチと見えた。自炊はせず家には片手鍋とポットがあるだけ。食事はコンビニとスーパだより。携帯電話、パソコンは無い。
　クルーズ船に過去6回乗った。話が好きだから退屈はしない。今まで130カ国、これから194カ国全て回ります。
　通称、トラブル・オバちゃん
　旅行で会うのは3回目となる。その度にトラブル・メーカーという会社の代表らしく本領ご発揮となる。歓談中のグループに横から入りクレームを仰るのである。これは先天的能力が必要であり、同情と感心すらする。人はキレやすいとも言うようだ。独身で定年までお勤めであったと言う。結婚は？と伺うと、私みたいなミッタクナシ(本人が言う）なんぞもらってくれる人も無いわ、と言う。そんな事・・・とお茶を濁した。山好き、絵が好き、読書・・・。150カ国終了。最近年老いた母が言うと言う。お前みたいな人生もあるんだね～
　旅行日数16日間の衣装(帽子、ズボン、シャツ）がハデハデで持参し、皆の目を引く。誰も見ないふりとはチト冷たい。
　通称、画伯　ほんまモンの絵描きさんらしい。それも師匠と言う。口を開けばお弟子さん達が・・・。私はこの人が一番苦手である。飛行場では足が弱いからと言い、車椅子で担当者に供をさせる。しかし、観光地では人一倍早く良い場所に歩いて行く。ウソなのだ。皆だまされていた。幽霊のごとく人の側に来て話をする。私は逃げる。170カ国完了。
　部屋は相部屋を希望する、金が無いわけでないらしい。相方をお手伝いのごとく使いたいそうだ。都合の悪い事は聞こえないそうだ。もうその辺は旅の達人である。
　通称、社長と秘書の旅トモ
　男性は70代、女性は60代。配偶者はもういないらしい。双方ともに魅力ある人だ。しかし他人らしい。旅で知り合い旅トモとなって7年。男性が殆どの費用を出しているようだ。部屋も別である。旅の仲間は何となく妖しんでいるきらいがある。気前がよく、私も何度かアルコールを御馳走になった。　　　　双方ともに会社の社長であったらしい。男性は息子に譲り悠々自適で月2度も彼女を連れて海外旅行をしている。いつもビジネスクラスである。
　既に140カ国、意欲満々のお二人さんである。2人ともカメラは持たない。女性は大阪のオバちゃん、皆と話がしたくてムズムズ、しかし男性は寡黙
　　　通称、社長夫人　とにかくビールが好きな社長夫人である。旦那はかなりの会社の社長さんで、3号さんまでは知っていると言う。何故かと言うと、2号さんが3号が出来た時に何とかして、と泣きついて来たという。笑いながら言う豪傑夫人である。
　若い時はスキー、ｽｷｭｰﾊﾞ、ゴルフ、テニス、洋裁、和裁、編み物、乗馬・・・すごい多趣味である。首都圏に3件の家を持ち旅行三昧、旦那は最近歳をとって来たのか私の住むところに来る回数が多くなって、煩わしいと言う。
　自分が死んだ時は、棺桶にパスポートを全部入れてほしいと言ってあると言う。天国も国だjからパスポートが必要のはず、と言う。やはり達人だ。
　　　通称、宇宙人
　豪放磊落、空気を読めないのではなく読まない人。オカッパ頭で若いのか若くないのかさえ分からない人である。
　ガイドが説明していても、大声で隣の人と話を続け全く聞いていない。そして私は聞いていない、と言い、ガイドに叱られてばかりいる。10代後半の時の写真を出して、コレ私。
　確かに美人、芸能人かと見間違う。しかし、後で考えた。孫の写真を見せる人は多いが自分の写真は・・・
　　　通称、世話好きお姉さん　とにかく世話好きな人である。何となく気になるらしい。
高価そうなカメラを2台も首から下げたカメラマンである。独身で会社経営らしい。記憶力抜群であの旅行ではあの人がいて、あの人はああなのよ、コウなのよ。と話が尽きない。話題を切り替えるのに少し苦労する。東北人の人の良さがにじんでいる様な人である。随分オニギリ(電気釜持参）や食べ物をめぐんでいただきました。ゴチソウサ～ン！
　　　通称、ベレー帽　　八頭身の人である、美人であったかどうかは定かではない。身のこなしに色気があると言う。178カ国達成。
　社長とその秘書と思われる二人の側に行き、白ワインを連日ゴチになる。そして社長に耳にこそこそ話、身を寄せてホステスの様。それを見て秘書役は嫉妬、激怒する。まるで旅役者一座の田舎芝居その物である。ベレー帽の女子曰く「ワタシ、1週間に二回位はいいわ～」と意味深なお言葉、何を指すのだろうか、少年のような私には理解できなかった。京都の人と言う。恋多き人なのかも・・・。


大都会である		資源豊富による高層ビルが多い


高層ビル群		ビーチの上を飛ぶアメリカの飛行機


緑の塀で囲まれている高級住宅	整然とした地域	高級住宅街の一角に「日本国大使館」


この国は衣食住の中で、食さえあれば幸せ？　暖かいのである		裕福な国でも必ずいる路上生活者。酔っ払いかな？


ローマン・カトリック・カテトラル		ウッドフォードスクエアーの前にある１８１６年から１０年の歳月をかけて作られた英国国教会。


クイーンズ・ロイヤル・カレッジ（男子校）	HAYES COURT(裁判所）看板	HAYES COURT(裁判所）


ローマカトリック大司教邸	ホワイトホール看板	ホワイトホール


ストールメイヤ―邸看板		ストールメイヤ―邸


住宅街の中にあるレストラン		ザ・ベランダと呼ぶのかな？


スープ	ミカンのサラダ	メインはマヒマヒ(魚）地元のデブッチヨ・ガイドが一番美味しそうに食べていたのが印象的。


リンボーダンスは世界的に有名	国民楽器スティールパン


レストランのガーデンには花が咲きほころぶ	花か実か？	綺麗ですね～


20人乗りの小船で往復2時間半	アマゾンの様	マングローブの森を行く


マングローブに住む蟹、船頭が見せる		何だ、これは！　　そう、木の枝でとぐろを巻いた蛇


やがて夕方、シラサギの中に1羽、赤い鳥	スカーレット・アイビーの大群がグループ毎に	それぞれ大群が空を旋回して木にとまる


現地の少女は見慣れているのか、無関心		観光客は大いに関心


数十台もある会場	若い女性が多い	貧しい黒人がドラム缶を改造して作ったのが起源


叩く場所で音が違う	日本の女子大生が研修中	深夜まで続く


現地人に人気のレストラン		ビールの名前はカリブ、実にうまい


毎日衣装を変えるオバサン、派手さは負けません		大阪のおっちゃんは裸足サンダル

通称、大阪のおっちゃん	60代、生涯独身だが婚活までする気はない様だ。人柄がすこぶる優しい。家は平安時代から受け継いだ自宅があると言う、この辺がおかしな人だ。食事は作った事は無い、鍋釜があるかどうか忘れた。外食で1週間和食、中華、蕎麦屋・・・と決めている。薬は飲んだ事が無い。　俗に言う飲む・打つ・買うをした事が無い。だから金は残った。金は残すのでなく残るのだと言う。趣味が無いので旅行を始めた。今まで150カ国、毎月か、月に二度出る事もある。この1年で南極４５０万円、その他で2,000万円予定している。
通称、博士	物知りである。雑学に強い。メンバーは最初は聞き役だが、果てが無いので逃げ出す人が多い。男のお喋りは性質が悪いと言う人もいた。独身60代、結婚歴なし、何度か話があったが縁が無くて・・・ずんぐりむっくり禿げちゃピンだが誠実が歩いているような人だ・・・。キャド･ｺﾝﾋﾟｭｰﾀで設計の仕事で世界に出張、残業が多く、40代前半で資金がたまり48才で早期退職。真面目で飲む・打つ・買うはせず。　酒もおごりは飲むが自分では、単なるケチと見えた。自炊はせず家には片手鍋とポットがあるだけ。食事はコンビニとスーパだより。携帯電話、パソコンは無い。　クルーズ船に過去6回乗った。話が好きだから退屈はしない。今まで130カ国、これから194カ国全て回ります。
通称、トラブル・オバちゃん	旅行で会うのは3回目となる。その度にトラブル・メーカーという会社の代表らしく本領ご発揮となる。歓談中のグループに横から入りクレームを仰るのである。これは先天的能力が必要であり、同情と感心すらする。人はキレやすいとも言うようだ。独身で定年までお勤めであったと言う。結婚は？と伺うと、私みたいなミッタクナシ(本人が言う）なんぞもらってくれる人も無いわ、と言う。そんな事・・・とお茶を濁した。山好き、絵が好き、読書・・・。150カ国終了。最近年老いた母が言うと言う。お前みたいな人生もあるんだね～　旅行日数16日間の衣装(帽子、ズボン、シャツ）がハデハデで持参し、皆の目を引く。誰も見ないふりとはチト冷たい。
通称、画伯	ほんまモンの絵描きさんらしい。それも師匠と言う。口を開けばお弟子さん達が・・・。私はこの人が一番苦手である。飛行場では足が弱いからと言い、車椅子で担当者に供をさせる。しかし、観光地では人一倍早く良い場所に歩いて行く。ウソなのだ。皆だまされていた。幽霊のごとく人の側に来て話をする。私は逃げる。170カ国完了。　部屋は相部屋を希望する、金が無いわけでないらしい。相方をお手伝いのごとく使いたいそうだ。都合の悪い事は聞こえないそうだ。もうその辺は旅の達人である。
通称、社長と秘書の旅トモ	男性は70代、女性は60代。配偶者はもういないらしい。双方ともに魅力ある人だ。しかし他人らしい。旅で知り合い旅トモとなって7年。男性が殆どの費用を出しているようだ。部屋も別である。旅の仲間は何となく妖しんでいるきらいがある。気前がよく、私も何度かアルコールを御馳走になった。　　　　双方ともに会社の社長であったらしい。男性は息子に譲り悠々自適で月2度も彼女を連れて海外旅行をしている。いつもビジネスクラスである。　既に140カ国、意欲満々のお二人さんである。2人ともカメラは持たない。女性は大阪のオバちゃん、皆と話がしたくてムズムズ、しかし男性は寡黙
通称、社長夫人	とにかくビールが好きな社長夫人である。旦那はかなりの会社の社長さんで、3号さんまでは知っていると言う。何故かと言うと、2号さんが3号が出来た時に何とかして、と泣きついて来たという。笑いながら言う豪傑夫人である。　若い時はスキー、ｽｷｭｰﾊﾞ、ゴルフ、テニス、洋裁、和裁、編み物、乗馬・・・すごい多趣味である。首都圏に3件の家を持ち旅行三昧、旦那は最近歳をとって来たのか私の住むところに来る回数が多くなって、煩わしいと言う。　自分が死んだ時は、棺桶にパスポートを全部入れてほしいと言ってあると言う。天国も国だjからパスポートが必要のはず、と言う。やはり達人だ。
通称、宇宙人	豪放磊落、空気を読めないのではなく読まない人。オカッパ頭で若いのか若くないのかさえ分からない人である。　ガイドが説明していても、大声で隣の人と話を続け全く聞いていない。そして私は聞いていない、と言い、ガイドに叱られてばかりいる。10代後半の時の写真を出して、コレ私。　確かに美人、芸能人かと見間違う。しかし、後で考えた。孫の写真を見せる人は多いが自分の写真は・・・
通称、世話好きお姉さん	とにかく世話好きな人である。何となく気になるらしい。高価そうなカメラを2台も首から下げたカメラマンである。独身で会社経営らしい。記憶力抜群であの旅行ではあの人がいて、あの人はああなのよ、コウなのよ。と話が尽きない。話題を切り替えるのに少し苦労する。東北人の人の良さがにじんでいる様な人である。随分オニギリ(電気釜持参）や食べ物をめぐんでいただきました。ゴチソウサ～ン！
通称、ベレー帽	八頭身の人である、美人であったかどうかは定かではない。身のこなしに色気があると言う。178カ国達成。　社長とその秘書と思われる二人の側に行き、白ワインを連日ゴチになる。そして社長に耳にこそこそ話、身を寄せてホステスの様。それを見て秘書役は嫉妬、激怒する。まるで旅役者一座の田舎芝居その物である。ベレー帽の女子曰く「ワタシ、1週間に二回位はいいわ～」と意味深なお言葉、何を指すのだろうか、少年のような私には理解できなかった。京都の人と言う。恋多き人なのかも・・・。